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就活の時に買ったリクルートスーツに身を包んで、ふぅー、と大きく深呼吸をする。
……よし。
コンコン、と軽くノックをして、部屋の中へ入る。
中には、何だか偉そうな男の人が、5人。
対面の机の前の椅子をすすめられて、おずおずと座る。
「本日はよろしくお願いします。AAさん」
「よ、よろしくお願いします」
「あなたのことはよく存じ上げております。
23歳……ですか」
「はい、昨年大学を卒業しました」
……私が突然呼び出されたのは、他でもない。
ジャニーズ事務所だった。
はじめ、社長の話はにわかには信じられなかった。
こんな新人マネの私が？あの、大きな事務所に？
社長の昔からの友人は、割と高いポストにいるらしく、急募で若い女性マネを探しているとのことだった。
でも、どうして……
「あなたをここへお呼びしたのは、折り入って相談があるからです」
「は、はあ……」
もう、何が何だかわからなかった。
何で、私なんかに相談があるのだろう。
想像も追いつかなかった。
「……嵐、というグループはご存知ですよね」
……『嵐』。
来る前に、予習してきた。
国民的アイドルで、海外にもファンは多く、その層も厚い。
今や、彼らの右に出る者はいないと言えるほどの、トップアイドルだ。
「あなたに、彼らのアシスタントマネージャーに付いてほしいんです」
「……え」
……アシスタント…マネージャー？
事務所のお偉いさんは続ける。
「Aさんがどこまで知っているかは分かりませんが、まあ多少は聞いたことがあるでしょう」
予想外すぎる展開に、話の内容が理解できない。
まず、アシスタントマネージャーって……
私でなきゃだめなの？
「とりあえず、この記事を見てください」
そう言って渡された週刊誌には、大きな見出しが付けられていた。
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なの(プロフ) - なるちゃんさん» ありがとうございます！！移行しましたので、そちらでもよろしくお願いします〜！！ (2018年10月15日 20時) (
レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - 続きが気になる〜〜！更新待ってます！ (2018年10月15日 15時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - キル・ハーヴェイさん» 嬉しいコメント、本当にありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年10月4日 18時) (レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - 凄く面白いです！引き込まれてしまいました^^更新、頑張って下さい！ (2018年10月3日 21時) (レス) id: ae1f844f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年8月31日 0時
