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キラキラ輝いている、テレビの中の人々。
「私も、近くに行けたら……」
そんなふうに思った時、私の頭の中で何かが閃いた。
「芸能マネージャー……」
……そうだ、芸能人の一番近くで、直接関わり合いながらできる仕事。
……マネージャー。
キラキラ輝く人たちのサポートが出来るなんて、とっても素敵なことだ。
この時の私は、こんな突飛で、安易な考えで、芸能プロダクションに履歴書を送りまくった。
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そして年明け。
奇跡的に、一つの小さなプロダクションから、面接の連絡が来た。
雪の降る中、面接へ行き、本気であることを伝えてきた。
……大学の友人たちが、既に内定を貰っていた時期は、とっくに過ぎていたけれど。
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そして大学卒業後、私は晴れて、とある地下アイドルグループのマネージャーに就任した。
新しく結成されたユニットで、中学生が主なメンバーだった。
ライブと学業の日程を考えたり、メンバーのケアやファンからのプレゼントチェックなどなど……
小さい仕事から大きな仕事まで、基本的に任されていた。
彼女たちと歳が近いこともあっての採用だったと、後から社長に教えられた。
何せとっても小さな事務所だから、マネージャーも不足していたらしい。
そこからの毎日は、私の人生の中で、一番楽しくて、幸せな日々だった。
ステージで声援を送られるメンバーを見ていると、私も頑張らなくちゃ、って思わせられる。
忙しくて不規則な毎日でも、確実に充実していた。
……でも、そんな幸せな日々も、必ず終焉を迎えてしまう。
その年の11月には、5人中3人の3年生メンバーが、学業に専念するために活動休止。
あとの二人は1年生と2年生が一人ずつだったから、結果的にグループは解散した。
そして、経営不振だったプロダクションも畳まれることになってしまった。
……実質、社会人一年目にして、私は職を失った。
去年と同じく途方に暮れたまま、ひとり寂しい春を過ごすことになる......
と思っていた、年明け2月も半ば、社長から電話がかかってきた。
『昔からの友人が、若い女性マネージャーを探しているんだ。もし良かったら、行ってみないか』
そうして告げられた事務所の名は……
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なの(プロフ) - なるちゃんさん» ありがとうございます！！移行しましたので、そちらでもよろしくお願いします〜！！ (2018年10月15日 20時) (
レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
なるちゃん(プロフ) - 続きが気になる〜〜！更新待ってます！ (2018年10月15日 15時) (レス) id: a1fe1fb9b8 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - キル・ハーヴェイさん» 嬉しいコメント、本当にありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年10月4日 18時) (レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
キル・ハーヴェイ - 凄く面白いです！引き込まれてしまいました^^更新、頑張って下さい！ (2018年10月3日 21時) (レス) id: ae1f844f76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年8月31日 0時
