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ボーイさんに促されるまま、それぞれの部屋へと移動する。
奥から、マネージャーさんたちが詰めていって、メンバーはエレベーターに近い部屋に入ることになった。
「……では、明日は9時にここに集まってください。よろしくお願いします」
大野さんのマネージャーさんが全員に告げると、5人ははい、と各々返事をして、部屋に入っていった。
「じゃあ、我々は最終ミーティングをしましょう。荷物を整理したら、一階のラウンジへ来てください」
私たちマネージャーは、5人が部屋に入ったのを確認してから、ミーティングをすることになっていた。
もちろん私も参加。
明日からのスケジュールの、最終確認だ。
廊下で一旦別れて、それぞれの部屋に移動する。
渡されたカードキーで、ドアのロックを解除して、ドアを押し開いた。
「うわあ……」
目の前に飛び込んできたのは、一人では勿体ないくらいの、広い部屋。
そして、見るからに柔らかそうな、大きなベッド。
……こんな部屋、泊まったことない。
家族と旅行に行った時は、家族全員でこれくらいの部屋だったような……
って、驚いている場合じゃなかった。
荷物を詰め込んできたトランクを、ひとまず部屋に運び込む。
最低限のものしか持ってきてないはずだけど、1泊にしてはかなりの量になっちゃった。
トランクはとりあえず部屋の中に放置して、ラウンジへ向かうことにした。
部屋を出ると、ちょうど5人のマネージャーさんたちも、連れ立って歩いていくところだった。
「あ、Aさん。丁度よかったですね。一緒に行きましょうか」
「はい」
……ミーティングは、簡単なスケジュールの確認と、撮影の流れや移動方法の打ち合わせくらいだった。
出発前に何度かはしていたから、そんなに長くはかからなくて済んだ。
「では、明日はよろしくお願いします」
適当なところで切り上げて、無事、ミーティングは終了。
また、部屋に戻ることになった。
再びエレベーターに乗って、最上階に近いフロアに着いた。
オートロックのドアを開け、部屋に足を踏み入れる。
……何回入っても、この部屋、慣れない。
こんなに豪華で綺麗なホテルは、流石嵐、って感じだなぁ。
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なの(プロフ) - Kenさん» Kenさん、初めまして！嬉しいコメントありがとうございます！！たくさん更新していけるよう頑張るので、応援よろしくお願いします('∀'*) (2018年12月19日 21時) (
レス) id: d783c00f36 (このIDを非表示/違反報告)
Ken(プロフ) - 初めまして。作品を見つけて一気に読んでしまいました 。続きが気になります。更新されるのを楽しみにしてます☆ (2018年12月18日 23時) (レス) id: 6597b5370f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なの | 作成日時：2018年12月6日 19時
