大ちゃんってよんでねっ！？(ar×in)６人組シリーズ(１)

大ちゃん１６ ページ18

「・・オレの事・・嫌い？・・ってゆーか、苦手？」



「ぇえっ！！」
と、ピタっと立ち止まった、いのちゃん・・・・。
＿＿＿ガ―――ン！！・・図星なのっっ？！＿＿＿＿＿＿



「あぁ、い、いのちゃん濡れちゃうよ。ほらっ。。」
と、いのちゃんのキレイな手を引っ張る・・・・・・・。



いのちゃんは、立ち止まったまま動かず、下を向いている・・・。



「どーしたの？い、いのちゃん。・・
・・ご、ごめんね・・変な事聞いちゃって・・その・・
オレは、い、いのちゃんと・・と、友達とゆーか・・その・・
・・な、仲良くな、なりたいなぁ・・なんて思ってたりして・・あの。。」


「ち、ちがうの！あのね・・」
と、オレを見つめ真っ赤な顔で言う・・・。
「キ、キライじゃないよ・・ニガテでもないっ！！あ、あり、おかくん！！」


「なぁんだ！良かった！！
・・じゃあ、い、いのちゃんもオレの事
皆みたいに、大ちゃんか大貴ってよんでよっっ！！」


＿＿＿＿＿＿。
チョット、伏し目がちに、いのちゃんが
「＿＿だ・・い・・・・き・・＿＿＿＿」と言った・・。

「おっ！大貴ってよんでくれるんだっ。うれしー！！」



――――――――。
突然、いのちゃんがグッと近づいて
オレに、ぎゅーっと抱き着いて言った・・・・。



「大ちゃん・・だい・・す・き。」って・・・・。




「へっ？」オレは傘を持ってボ――ッと立ち尽くす＿＿＿。

なんだか、フワリと甘いお花の香りがする・・・。
・・『大ちゃん・・だい・・す・き。』？？
『だ・・い・・き・・』大貴じゃなくて・・大好きっっ！！！

＿＿＿＿＿。

抱きしめられてて、顔、見えないけど
い、いのちゃんの耳は真っ赤っか・・・・・。

オレはその真っ赤な耳に
「いのちゃん、オレも、いのちゃんの事、大好き！！」と囁いた・・。


いのちゃんは、
「うふふ」と可愛く笑った＿＿＿＿＿＿＿。



ーおわりー

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