EXO_YourName_4_D.O.(by:micky!!) (ページ43)

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翌日、少し寝坊してしまった私たち
とは言ってもまだ朝の5時半。

パンを口の中いっぱいに頬張りながら、スマホを確認してるギョンス

日本デビューに向けて最近は特に忙しいようで。
月末にはコンサートもある。

予定日が25日だからとその辺りだけは仕事を減らしてはいるけど
前後に詰め込み過ぎていて、かなりお疲れのようで心配になる

「オンマからメッセージきてる。」

確認して！と、自分のスマホを私に預けて
歯を磨きに行ってしまったギョンス

なんですかこの通知142って。(笑)
カカオ？と、カカオを開くと

EXO 141
オンマ 1

どんだけ騒がしいの、君たち(笑)

とりあえずお母さんからのメッセージを確認する

【11日昼にそっちに着くように行くからね。よろしく。
Aちゃんは何か食べたいものはある？？】

日本で過ごしているうちの両親にかわって
予定日の2週間前から、こちらに来てくださるお母さん。

本当に助かる・・・

「オンマなんて？」

「11日のお昼に来るって。」

「そっか」

スマホを受け取って、カカオを覗いたギョンスが
ふっ、と笑ったから、きっとまたEXOのグループトークで何か面白いことがあったんだろうな

「今日ね、レイヒョン誕生日だからさ、帰り少し宿舎に寄ってくるよ。だから遅くなるかも・・・先に寝てていいからね？」

帽子をかぶって、玄関に向かうギョンス

今日？何日だ・・・
10月7日
あ、そうだ、イーシン誕生日だ

「そっか、今日か、ごめんすっかり忘れてて・・・おめでとうのメッセージいれとくね」

「うん、ヒョン喜ぶよ。また何かあったら、連絡して！」

「わかった。」

いってらっしゃい、というと
いってきます、といってドアノブに手をかける

出ていきかけた時、ふと何かを思い出したかのようにくるっと振り返って
ちゅ、と軽くキスをした

そのままスタスタと出て行ったギョンス

なんだよぉかわいいなぁ