EXO_YourName_4_D.O.(by:micky!!) (ページ35)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:181,256 hit

page_185_voice ページ35

そのまま、体重がかからないように気をつけながら
私に覆いかぶさるギョンス

眠いんじゃないの(笑)

じっ、と私の目を見つめて
ふっと笑うと、ちゅ、と私にキスをする

だんだんと深く、舌を絡めてキスをすると
ゆっくり唇を離したギョンスが
満足そうに笑って、またさっきの位置に身体を戻した

「おやすみ、A」

ギョンスはそういってから、んー、と手を伸ばして私のお腹に触る

「こっちも・・・おやすみ」

よしよし、とギョンスがお腹を撫でた時

「「！！！？？？」」

二人して一気に眠気がさめる

今、蹴った？

「今、ポンって」

「うん」

「なに、いまの」

「動いた」

「やっぱり？」

調べたら、胎動って
腸がぐるぐるしてるみたいだったりって聞いたけど
それはなんとなく？ある気はしてたけど

蹴ったのは、本当に、はじめて。

「・・・すごい、蹴った」

「夜行性なの？」

「夜行性なのかな」

「でも、僕が触ると蹴ったよ」

「すごいね、わかるのかな」

「・・・どうしよ」

ギョンスはそういうと、むくっと起き上がって
それにつられて私も少しだけ身体を起こすと

お腹に向き合ったギョンスが、そっとお腹に触れる

「どうしよって、どしたの」

「・・・なんか、可愛くて仕方ない」

ギョンスの口からこんな言葉が出るのはあまりなくて
恥ずかしがり屋だからか、ギョンスはお腹にも話しかけたりしないのに

今はぐっと顔を近づけてる

こんなギョンス、不思議で
なんだか可愛い

「おい、起きてるなら、もっかい蹴ってみ」

なんて、言葉がわかるわけじゃないのに
そんなことを言いながら私のお腹を撫でると

また

ぽこっと動く感触がした

「すごい！」

「やっぱり、僕の言葉がわかるんだ」

そういってキラキラ目を輝かせてるギョンス

なんだかおかしくて笑ってしまうのに
笑われてることにすら気づいてない