EXO_YourName_4_D.O.(by:micky!!) (ページ1)

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まさか、いやまさかね(笑)
ありえないありえない・・・

そう思いつつも車に乗り込み、少し寄り道をして帰ることにした

体調が悪いことを伝えて、やれる仕事は全部片付けてから
今日はさっさと帰らせてもらうことに。

あまりに体調が悪いから、ギョンスに会いにも行けず
ごめんねとメッセージを送ると
帰って寝てて、と短いメッセージが返ってきた

家について、とりあえずはソファに倒れこむ

彼女の言葉がずっと頭の中でぐるぐる回ってる

はぁ、とため息をつきながら
大丈夫、ありえないありえないと自分に言い聞かせながら

帰り道に買ってきたものを袋ごと片手に
トイレに向かった

「ないない、ね、ないよ。念のため、ね、これはね。」

なんて独り言を言いながら
その棒と取り扱い説明書を取り出す

「先端に掛けてキャップをして・・・平らなところに置くのね」

その通りに従って、とりあえず平らなところに置いた
1分で結果出るって書いてるけど・・・

ありえないから、大丈夫。
そう言い聞かせて、じっとその棒を見つめた

ジョンインの彼女さんが私にいったこと
それは

『Aさん、疲れだって言ってますけど、その・・・月に一度のものはきてますか？』
『もしかしたらそうかも・・・ちょっとでも可能性あるなら、調べたほうがいいと思います・・・』

その言葉がぐるぐるぐるぐる回って
気をつけてるからありえないって思ってても
やっぱり不安で

1分が長くて
みるみるうちに濃い線が現れていくその小さな窓を
食い入るように見つめていた

「・・・・どっち？これ・・・」

取り扱い説明書と並べてみる
まだ1分も経ってないはずなのにくっきり

結果は

「・・・陽性・・・」