君の香りで僕らは息をする(3)（SN） (ページ46)

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(目黒side)

(結城)『香水が見たいんだよね。』

｢いつも同じだよね。あの俺がめっちゃ好きな香りのやつ笑｣

(結城)『そうそう。褒めてくれたやつ。

でもレディースの香水も見たいかなぁって。』

｢そっか。｣

俺あの香りめっちゃ好きだったのにな。

ちょっと変えないで欲しい気持ちもある。

ただ俺的にも楽しみだな。

BAさんに進められた香水をひとつひとつ確認していくA。

Aって真剣になる時口尖らせるから可愛い。

(結城)『ねえめめ。』

｢ん？｣

(結城)『どれがいいかな。』

｢俺が決めていいの？笑｣

(結城)『うん。どの香りを漂わせてる私が好きか想像してよ。』

これ岩本くんとかしょっぴーにバレたら終わりだな笑

｢これがいいかな。ｲｲｵﾝﾅって感じ。｣

(結城)『わかった。

じゃあこれで。』

買ってすぐつけてる。

かっこいい君にはシトラス系もお似合いだけど、

そういうバニラ系もほんとにデキる女って感じで捨てがたい。

(結城)『どう？笑』

｢うん。好きだわ。

てか多分俺Aが何の香水つけてても好きだわ。｣

君は照れると笑う。

笑った時の可愛さは、あの時から変わらない。

お気に召した香水をメンバー全員での仕事につけてきてて、

(岩本)『え？香水変えた？男？』

(渡辺)『男いんの？まじ？』

(深澤)『めっちゃ女の子女の子してる香りじゃん！なんで！！！！』

って詰め寄られてたのは可哀想だったけど、

また俺だけのAが増えた気がする笑

まじあの日休みでよかった。