君の香りで僕らは息をする(3)（SN） (ページ5)

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気づかれていた。

隠し事があること。

知りたいんだね。

｢うん。あるよ。隠してる事。

でもね、言えないよこんなこと。

みんなは知らない方が幸せなんだよ。｣

みんなは知らない方がいい。

知られると、どうなるか。

申し訳なくてグループに居られなくなる。

挙句の果てには危害が加わるかもしれない。

あの人は、何をするか分からない。

だから深く知らない方がいいんだよ。

(岩本)『まあ教えてくれないと思ってたよ笑

みんなも言ってたし。

やっぱりAはAだね。ブレない。』

｢ごめんね。迷惑ばかりかけて。｣

(岩本)『ううん。迷惑なんてかけてないし、俺は待つよ。

でもね、覚えていて欲しいのが、

AのそばにはSnowManがいる。

呼べばすぐ駆けつけてくれる。

助けてと言ったら全力で助けてくれる。

俺だってそう。それは、覚えておいてね。』

そう言ってくれるけど

これはメンバーで解決できる問題じゃない。

私の問題なんだから、私一人がなんとかしなきゃいけない。

本当は言いたい。

楽になりたい。

でも、言えるわけがない。

何とかなる。

と言うより、何とかする。私なら、できるよね。

そう考えていた自分が甘かったことを、

後々実感することになる。