君の香りで僕らは息をする(3)（SN） (ページ39)

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感謝ページ39

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「ねぇ康二くん。」

(向井)『うん？？』

「ありがとうね。」

会見の時、康二くんがみんなのところに引き戻してくれなかったら、

正直危なかった。

途中自分がコントロールできなくなりかけた。

目の前は暗くなっていくわ、

息できなくなってきて苦しすぎるわ。

康二くんが体を引いてくれなかったらあの場で盛大に倒れてたと思う。

(向井)『俺はなんもしてへんで。』

「康二くんが引いてくれなかったらね、やばかった。」

(向井)『なんやそれ笑

戻ってきて欲しかっただけやねん。

なんか、あの瞬間のAはめっちゃ遠くに行ってしもた気がしたんよ。』

まあ実際、遠くに行ってたっちゃ行ってたね。

引き戻される前の記憶少し無いもん。

最後の方はなんか翔太くん以外にもちょっかいかけられてたから何となく覚えてる。

この意識飛びそうになる感覚何とかしないとね。

しかもお仕事中が多い。後は一人の時。

不安が大きくなるとこうなることが多い。

でも最近は減ったと思ってたのに。

ストレスが溜まったのかな。

デビューするんだ。

気持ち入れ替えて頑張らないとね。

でもデビューするときっと世界が変わる。

それがこの世界の楽しみだ。

これから私たちのことを待っている世界、

景色も楽しんでいかなきゃね。