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発表 ページ29

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《SixTONES SnowMan 2020年 同時CDデビュー決定》





私たちを祝う子。



一緒に来た子と飛び跳ねて喜ぶ子。



涙を流しながら固まってしまっている子。



膝から崩れ落ちてしまっている子。



私たちを憎悪のこもった目で見つめる子。






不思議と冷静だった。



あんなに不安だったのが嘘みたいに前を見ることができてる。



花束を持ったまま歌うLock on!はすごく楽しくて、



みんながいてくれて良かったと心から思った。









バックステージ。



色んな感情が入り交じっていた。



ほかのメンバーをお祝いしている者。



悔しさからか涙を流している者。






それを目の当たりにして思った。



ここには、私よりも魅力的で輝いている人がありふれている。







私がデビューしてもいいの?







メンバーにこれ言ったら怒られるだろうな。



けど私は確かにそう思ってしまった。








気がついたらもうエンディング間近になっていた。






私の名前うちわがスタンドの席に見えた。



もっと近くで見たいから駆け寄る。



うちわの名前は、私のメンバーカラーの黄緑ですごくキラキラしていた。





「デビュー決定おめでとう」





隣の子のうちわにぶら下げだ白い紙に、その文字が書かれていた。



いつ書いたのよ。なんでそれ持ってるのよ。






その子が一枚めくる。





「前に向かって進んでね。」



まためくる。



「私らも、ついていくよ。」









あぁ。



嬉しいなあ。



こんな素敵な子達が私のことを好きでいてくれてるんだ。



今すぐにでも、2人のところに行って抱きしめてあげたい。



でもそんなこと出来ないから、エアーでハグしてありがとうと言う。



2人が泣いているのを見てまた外周を歩き出す。



出てきそうになる涙を引っ込めるために、



少し上を見ながら今を噛み締める。

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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月25日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:m | 作成日時:2021年2月25日 0時

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