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(阿部side)
Aが楽屋に居ない。
彼女が楽屋にいない時はだいたいフラフラ歩いて緊張をほぐす時。
今日は現場入りした時から顔が険しくて、
少し心配だった。
それに、ジャニーさんが亡くなった日。
その日Aは声も上げずに泣いていた。
みんなに隠れて、1人で。
でも仕事が始まったらいつも通りで。
いつも通り過ぎて怖かった。
Aがいつの間にかどこかへ行ってしまいそうで。
目が離せなくて。
だから、視界に入れてないと心配なんだよね。
探しに行こうと思ったけど、後輩2人に任せた。
きっとあの2人ならいつも通り話せるしね。
「おかえり。どこ行ってたの?」
(結城)『あー、樹くんに捕まってた。』
「え?SixTONESの楽屋にいたの?」
(渡辺)『樹になんもされてない?』
(結城)『へ?』
(渡辺)『SixTONESのとこ行くなよ…ここにいろ。』
翔太も多分、同じ気持ち。
そして相変わらず翔太はAにデレデレ。
ていうかもうみんなAにはデレデレだね。
実際俺も。
なんでもやってあげたくなるし、
呼ばれたらもうすぐ飛んでいきたい。
だから今日も心配してたんだけど、
何となく、大丈夫そう、かな?
曇ってた顔色はどこで何したのか晴れていた。
「樹と何話したの?」
(結城)『えー内緒だよ。』
「教えてよ笑」
(結城)『うーん…
今日が来るのが怖かったって言った。
発表するのも怖いって。
でも口に出したら少しだけスッキリしたよ。』
「そう?無理しないでね。」
(結城)『大丈夫だよ。心配かけてごめんね?』
彼女の謝り癖、何とかしないと。
頼ってくれた方が嬉しいんだよ。
すぐに助けてあげれるから。
伝わってるといいな。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月25日 10時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m | 作成日時:2021年2月25日 0時