＊ ページ34
(目黒side)
Aが心配だ。
昨日の胸騒ぎも気になるし。
勘違いだったっていうのが一番なんだけど。
確認しないと俺のもやもやはきっと消えない。
家を出て足早にAの家へ向かう。
《あまり頻繁に来て、何かあったじゃだめだから。》
そう言われて家に行くのは控えていたけど、
いてもたってもいられない。
｢チョコレート買っていこう。｣
あんなクールなのに岩本くんと同じで、
Aはチョコレートが大好きだということを公演期間に知った。
素早く会計を済ませる。
もうすぐでAの家って所であるものを見た。
背中に汗が流れる。
見たことある背中、髪型、横顔。
｢A！！！！｣
すぐにAのところへ行く。
名前を呼んでも反応がなくて、なにかに脅えたように地面を見つめる。
何度も呼ぶとやっと俺を見た。
すかさずAの手を掴む。
｢俺の事、わかる？わかったら、この手握って？｣
阿部くんが前やっていたもの。
きっと今のAはとてもじゃないけど喋れない。
呼吸も荒い。目も虚ろ。
弱々しくAが俺の手を握った。
お願い。
あと少しだけ、俺を見てて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まり姉(プロフ) - ページ29の主人公のコメントのとこでSnowMan加入ってなるとこか好きじゃん加入ってなってます (2021年2月20日 23時) (
レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月16日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：m | 作成日時：2021年2月16日 19時
