久しぶりのマンゲキ ページ4
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てらうち「ひっさしぶりに菊ちゃんが大西さんに絡んでるところ見たわ」
『進、大丈夫？』
大西「大丈夫やわ、オカンみたいに絡んでくな！」
星川「こんなにウケる絡み方ないわ」
どうも、脱竹でおなじみグラスホッパーの菊本です。
辻󠄀「菊本が大西に絡んでるの久しぶりに見たわ。ていうか、菊本を久しぶりに見た」
『ニッポンの社長は、祇園出番ほとんどないもんな』
最近、ホームとなりつつある京都は祇園花月。今日は、漫才劇場やからニッポンの社長と会えてる。
大西「こんな奴、辻にあげるわ」
辻󠄀「菊本をそんな扱いにしてあげんなや、行くで〜」
首根っこを掴まれて、連れて行かれる。せっかく時期見計らって進に話しかけたのに･･･！
辻󠄀「お前、大西のこと好きなん？」
『別に進のことなんか好きちゃうよ･･･！』
辻󠄀「ふーん？」
進とは、話が合う。何かと話を聞いてくれるし、頼ってくれるから、そういう意味では好きだ。これ、言っても伝わらんのよなぁ･･･。
きん「菊本さん、久しぶりです」
『みんなも祇園来れば会えるで』
さすけ「遠いから、仕事やないと無理やって」
辻󠄀「俺もやなぁ･･･ていうか、この金髪いつまで続けるん？」
『うーん･･･飽きるまで』
これさぁ、とチロチロと触られる。なんかいつの間にかトレードマークにされた毛先の金髪。特に意味は無いから、いつ辞めてもええねんけど。
辻「コントは？」
『祇園の出番でコントとかキショいやん』
辻「えぇ〜？」
きん「グラスホッパーさんのコント好きっすけどね？僕ら」
『けど、衣装とか小道具とか持ってくのもダルいし･･･八時集合もダルい』
やらん理由絶対それやん、と笑われる。いや、なんばの近くに住んでるけど八時集合は流石にダルい。
『コントしやすくなったら、またやる』
別にコントが嫌いなわけでもないし、単独とかだとやったりすんねんけど寄席ってなるとなぁ。面倒が勝つ。
きん「辻󠄀さんと菊本さんってずっと仲良いですよね」
『仲良いん？』
辻󠄀「え、ショック･･･。お前ずっとおもろいし、電グル好きやから好きやで？」
『え、あ、そう･･･私も別に嫌いちゃうよ？』
あと、辻󠄀に気に入られてるのはマジで謎。けど、やっぱりマンゲキは楽しい。祇園も悪ないけどマンゲキに居る方が何か芸人として生きてる気するよな。失礼極まりないけど。
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作者名：明烏 | 作成日時：2021年11月24日 8時
