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プロローグ ページ2
今日から通う学校に着いた僕。
夏真っ盛りのこの時期に転校するのは珍しい事だと思う。
親の都合で転校したこの神山高校は、綺麗で大きな校舎が目立つ。
僕は、新しい学校生活を少しでも満喫しようと校門をくぐった。
このあと、僕にとって最悪の人物と会う事を知らずに……
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side rui
「おや、あれは…。」
何となくで窓の外を眺めていると、この学校では見たことがない暗いダークブルーの髪が見える。
そして、夏真っ盛りにも関わらず長袖のシャツを着てくる辺り、間違いない。
あれは…
「ようやく再会できたね…。Aくん。」
僕の初恋の人。
「ふふ、これで毎日会えるね。」
同じクラスでも、違うクラスでも、毎日会いに行こう。
待っていてくれ、僕のお姫様。
絶対に墮として見せるよ。
今日のラッキーバーチャルシンガー
初音 ミク(ニーゴ)
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作者名：病帰-yamiki- | 作成日時：2021年7月11日 11時
