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11-2小節目 ページ14
「あの人、あぁコネシマさんね、アンタにするみたいに他人に肩入れすることあるんやなぁって見とったんすよ、特に女に対して。」
「女性に？」
「ほらあの人顔だけはええでしょ。あと金？せやから寄ってくる女もおったんすけどみーんな手酷く突っぱねてたんやけど……Aさんに対してはちゃうなって。誇ってええんすよ。」
「大変なのねぇ。」
「アンタも大変なんちゃいます？アイドルともなれば、ワンチャン狙ってくる男も多いやろ？」
「……否定はしないわ。けど、多分あなたが思うよりは多くないわ。父親代わりの社長がなんか頑張ってくれてるらしくて。」
「娘思いのいいお父さんしてるんすねあの社長さん。」
「気は弱いけどいい人なの。ここに来たのも、社長が困ってたから。……あ、幹部にこんなこと言っちゃダメね、忘れてくださいね。」
「忘れるわけないでしょ、あんな大暴れされちゃぁね。あ、時間。練習します？あと俺とAさん同い年やから普通に話してええしさん付けせんでええよ。コネシマさんとシャオさんは呼び捨てなんやろ？」
「同い年!?この歳で幹部ってあなた凄いのね！それもそうね。……さてと、ショッピ！練習見てくれるわよね！」
「俺はあの人とは違ってコール付きで練習させたるよ。」
「俄然やる気が出るわ！」
「んー何かなぁ。ええんやけど、ちゃうな。」
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2024年3月5日 14時
