1戦目 ページ1
ci
＿＿＿＿＿＿
仕事にひと段落がついた週のやっと落ち着ける週末、身内の先輩方は逆に忙しいみたいで相手してくれる人は少なかった。
たまには野良で潜ってみるか。
そう思って開始のボタンを押した。
プレイヤーが多い時間だったのかすぐにマッチした人の名前の欄にはボイスマーク。
「よっしゃー全員倒すぞー！」
「お前胴体しか撃たねーじゃん効率悪いんだよ分かってやってんのか？」
「倒せればモーマンタイ！でしょ？」
「Aは脳筋というか何つーか……それで憧れのリーダーだって付いてく奴がいるのが不思議だわ。」
「何ですって⁉︎フレンドリーファイヤーがないことに感謝なさい！あ、ここ降りたい！ピン刺すね！」
この人ら音声入ってるん気付いてないんか。ネットリテラシーがなって無いなぁ。
なんて思いながらピンの刺された所に揃って降下する。
仲良く会話に花を咲かせながら文字通り「ゲームを楽しんでいる」ご様子のお二人、カップルでやってはるんやろか。
お熱い中俺が盗み聞きしてしまって申し訳ないなとか、見せびらかすなやとか。
考えることはあるけどいつもみたいに声に出してやらなくて良い分ゲームには集中できていたみたいだ。
いや、集中できていたかと言われればそうでも無いかもしれない。
だって、
「いやー！大きいプロジェクト終わりのFPSは見に染みますわー！」
「ビール飲んだおっさんみたいなコメントだな。ま、お疲れ様、Aリーダー。」
「いやあアンタにそう呼ばれると……悪い気はしないねぇ。ははっ！いつでもそう呼んでくれていいんだ
「お断りだね。」
「ケチ。」
この彼女の方、同じ会社のAさん……よな？
＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
烏ノ(プロフ) - ミューゼスさん» お返事ありがとうございます！え！！そうだったんですね！ありがとうございます、嬉しいです！これからも頑張ります！応援ありがとうございます！！ (1月17日 15時) (
レス) @page20 id: 0d605b0b57 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 烏ノさん» 烏ノさん初めまして、コメントありがとうございます。烏ノさんの作品読ませて頂いておりびっくりしてます……他でもない烏ノさんにお褒め頂けてとても嬉しいです。私も烏ノさんの作品いつでも待ってます！ (1月17日 15時) (レス) id: a70d28dc8c (このIDを非表示/違反報告)
烏ノ(プロフ) - 初めまして、烏ノ(うの)と申します。急なコメント失礼致します...！内容が良すぎて一気に最後まで読ませて頂きました...！また新しい作品を楽しみにしています！ (1月17日 3時) (レス) id: 0d605b0b57 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミューゼス | 作成日時：2024年1月11日 3時
