Warm Light×今市隆二 1-1 (ページ47)

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４７隆二side ページ47

両手で頭をガシガシかいてから、
掛け布団と共に愛用している毛布を持つ。

だって…一緒に寝れるわけないじゃん！！

俺だって男だし！

何もしないって言ったよ。
言ったけど！！
本当は何するか分かんないしっ！！

こんなに可愛いんだからしょうがないでしょ？！

と、心の中で悶える。

隆「…おやすみ。Aちゃん。」

そんな荒れたそぶりは一切見せずに、
Aちゃんの頭を撫でて方向転換。

あ～、紳士だわ。俺！

「…ん。…りゅ…じさん………。」

…え？

なに。なにが起こった？

寝言？…寝言だよね？

隆「………っ///」

そんなの反則だから～///

ソファー行きたくなくなっちゃったし！

一緒に寝てもいい………

わけないよね。

いいわけないよそんなの。

悶々と俺の中の天使と悪魔に問いかけた。

【一緒に寝てもいいですか】

だめに決まってんじゃん。
何、弱ったとこにつけこんでイイ事しようとしてんだよ！
そういうのは相手が起きてるときにその気にさせないと～！

いやいや、いいって！
こんな可愛い子が目の前で、しかも俺のベッドで寝てんだよ？
男ならいけよ！お前がいけばその子もその気になるって！！