七つの大罪~光と闇の姫神子~ (ページ6)

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４何でページ6

「メリオダス！やっと来たな！」

「よう、リミック！今回は、ちと遠くから来たんだ。バーニャエール、もってきたから飲もうぜ！」

バーニャから来たんだ。
て言うか………。

『なんで２人共、仲良いの？』

「あれ、リミック言ってないの？」

「………まーな。こいつには関係のないことだ」

イラッ

『関係のないことって何！？』

「お前は知らなくて良い」

『何でよ！リミックさんと一緒に暮らして、もう２ヶ月くらいたつのに、全然、何も教えてくれないじゃない！この服だって、ホントは近所の人達からのもらいものじゃないんでしょ！？私、リミックさんのこと、大切だって思ってる。リミックさんが居なかったら、今頃一人だし……。私は、リミックさんに感謝してるんだ』

「A……」

リミックさんは、うつ向いてしまった。いつもの笑顔も消えた。メリオダスは壁に寄りかかってことのなり行きを見ていた。メリオダスに会えたのに、リミックさんに拒絶されてるみたいで、嫌な気分だ。

「………話してやれよ」

「メリオダス」

「お前のことや、過去をさ。良い機会じゃねぇか！酒を飲みながら話そうぜ！な、リミック」

「………そうだな。悪かったな、A」

『私こそ、怒ってごめんなさい。言いたくないことの一つや二つ、人にはあるのに……』

私の言葉をさぐり、リミックさんは弱々しく頭をぐしゃぐしゃーってした。