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「よっし、やっと終わったあ…」
「お疲れ！…じゃ、ご飯行こっか。俺めっちゃお腹すいた！」
「…うん。そうだね。」
あれからまた大分時間は経ったけど、何とか仕事は終わった
ミンギュはその間なんだかんだ言いつつもずっと待っててくれたから、今更他の人とご飯行けばなんていうのも流石に無粋だと思って素直に頷いた
・
「「かんぱーい！」」
誕生日だからと言いつつも、結局やってきたのは高そうなレストランでもお洒落なお店でもなく、遅くまでやっているいつもの居酒屋だった
がやがやと賑わっているけど、うるさいとは感じなくて寧ろ適度な雑音に心地良ささえ感じる
「結局今年もいつものとこだね。」
「別のとこがよかった？」
「いや、私たちらしくていいなって思ったんだよ。お洒落なところなんて行ったら緊張しちゃうもん。」
「確かに。何か緊張してるAの姿、すぐに浮かんだわ。」
そんなたわいもない話をしながら頼んだものをどんどん食べて飲んで…といつも通りなはずだったのに、ミンギュの様子がどこかおかしい
「ねえ、ミンギュ？そんなに飲んで大丈夫？」
明らかにいつもよりハイペースでお酒を飲んでいるミンギュ
顔もほんのり赤くて、目もとろんとしているように見える
「大丈夫…」
そう言いながらもミンギュは机に突っ伏した
気持ち悪いのか、それとも眠たいだけなのかも分からないし、いつもと様子が違うのが不安でおろおろしていると、ミンギュがぽつりぽつりと話し出した
「…俺、戻ってきてAの姿が見えた時、待っててくれたのかと思って正直期待した…
嬉しくて駆け寄ろうとしたらウォヌヒョンが近くにいて、すっごい嫌だった。しかも頭ぽんぽんなんかされて…
それに朝、ウォヌヒョンからプレゼントもらってめっちゃ喜んでたでしょ。…なんかすごい悔しかった。
あんなに喜んでるとこ、例えウォヌヒョンだとしても見られたくなかった。俺が1番に見たかったのに…」
ミンギュの言葉は喧騒にかき消されてよく聞き取れなかった
とりあえず酔ってはいるだろうけど、気持ち悪いとかではないみたいで安心した
きっとミンギュも疲れてたんだなと思って、向かいで伏せられている頭をそっと撫でてみる
何だか大型犬みたいだと思ってわしゃわしゃ撫でていると、ミンギュに手首を掴まれた
ゆっくりと顔をあげたミンギュの目が私を捉えた
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紬希 - ビーグル犬さん» またまた感想くださってありがとうございます⸜( ˶'ᵕ'˶)⸝それは読んでくださる方の想像にお任せします…！私には選べませんでした…笑 (2023年1月31日 14時) (
レス) id: 4175d96370 (このIDを非表示/違反報告)
ビーグル犬(プロフ) - ウォヌ氏とミンギュ氏のお話、、夢主ちゃんはどちらを選んだのか..続きがめっちゃ気になります！いつも素敵なお話ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)︎♡ (2023年1月30日 15時) (レス) @page30 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
紬希 - ビーグル犬さん» 感想くださってありがとうございます！！！素敵なお話と言っていただけてもう本当にめちゃくちゃ嬉しいです( ；ᵕ； )♡長編書きたかったんですけど、文才がなく断念いたしました…これからも更新する予定ですので、お暇な時にまた覗いてくださると嬉しいです！ (2023年1月29日 20時) (レス) @page19 id: 9f339c0a92 (このIDを非表示/違反報告)
ビーグル犬(プロフ) - 赤福食べたい、から名前変えました！君のそばにいたかった、このお話も大好きです߹ㅁ߹)♡なんでこんな素敵なお話が書けるのか。。長編小説で読みたいくらいです！！ (2023年1月29日 19時) (レス) @page19 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
紬希 - 赤福食べたいさん» わ〜！！感想ありがとうございます！！お返事遅くなってしまってすみません（ ; ; ）そう言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです！！長編…ちょっと考えてみますね！コメントありがとうございました！ (2022年11月7日 13時) (レス) id: a74d057914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紬希 | 作成日時：2022年10月8日 22時
