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バキッ
『っ！？』
外で待機していると、炭治郎と禰豆子が建物から落ちて来た。
『炭治郎！』
炭「A……！どうしよう、俺の声が届かない……！」
鬼に変貌した最愛の妹。炭治郎の腕の中で暴れており、聞く耳を持たない。
『禰豆子ちゃん、禰豆子ちゃん……！』
禰「ガウアッッ！ガァァッッ！！」
炭治郎と共に必死に禰豆子を抑える。
炭「こんこん、小山の子うさぎは。なぁぜにお耳が長うござる」
『………炭治郎？』
炭「小さい時に母さまが、長い木の実を食べたゆえ。そーれでお耳が長うござる」
音痴だが、それでいて優しい歌声。
その歌を
『……、こんこん、小山の子うさぎは。なぁぜにお目々か赤うござる』
何故かAは知っていた。
『小さい時に母さまが赤い木の実を食べたゆえ。そーれでお目々が赤うござる』
炭「A、何で……」
すると今まで暴れていた禰豆子が突然幼い子供みたいに泣き出した。その泣き声に反応するかのように、徐々に小さくなって行く。
炭「寝た……」
『良かった……』
炭「母さん寝たぁ……。寝ました……宇髄さん……」
『そうだ！師範！』
Aは天元が来ていたのを思い出し、勢い良く立ち上がる。
炭「A。来てくれてありがとう」
『ふふ。どういたしまして』
炭「それにしても、何でこの子守唄知ってたんだ？」
『……。多分、小さい時にお母さんが歌っていたのかも。炭治郎のその歌聞いて、泣きたい気持ちになったから』
炭「そうか。……俺はもう大丈夫だ。禰豆子を箱に戻してから加勢に行く」
『分かった。ありがとう』
そう言いAは店に入って行く。
鎌鬼「へぇやるなぁぁ攻撃止めたなぁぁ」
『っ、』
店に入ると、そこには
鎌鬼「殺す気で言ったんだけどなぁぁ。いいなぁお前。いいなぁぁ」
『師範！！！！！』
天元と鎌を持った鬼が対峙していた。
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アカドラ - ひなさんのに追加なのですが蝶屋敷で治療の場面も見てみたいです。点滴苦手な夢主ちゃんを天元様が頑張れと支える感じで (2022年2月17日 21時) (
レス) id: 23df05fb02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます！リクエストの件承りました！更新頑張ります！！ (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - アスパラさん» コメントありがとうございます！お宝作品だなんて(*´ω｀*)嬉しすぎます！頑張ります！ (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - アカドラさん» コメントありがとうございます！リクエストの件承りました！ (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 今度ばんがいへんで、主ちゃんが血気術でなかなか下がらない高熱にうなされて、それで天元様が看病してくれるの読みたいです！！それと作品大好きです！！これからも頑張ってください！ (2022年2月17日 11時) (レス) @page35 id: c44662b8ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2022年2月1日 8時
