19.13 ページ14
ーー時間は少し遡り、Asideーー
『(師範、師範、大丈夫だよね?死なないよね?)』
二人の人間を避難所へ避難させないと。天元の戦闘が気になるが、それでもAは二人を守るために歩いた。
ま「Aちゃん!」
須「無事で良かったぁぁぁぁ(泣)」
『まきをさん!須磨さん!』
街を歩いていると、別の一角で街の人達を逃しているまきをと須磨と遭遇した。
ま「Aちゃん、天元様は?」
『師範は、今鬼と戦ってて……。あの、この二人をお願いしても良いですか?』
須「勿論!行って来て!」
ま「この人達は私らが預かるから!」
『ありがとうございます!』
Aは二人をまきをと須磨に預け、元来た道を戻った。
●
妓夫「下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねぇからなぁ全員死ぬのにそうやって瞳をきらきらさすなよなぁぁ」
『(手が震える。先程対峙した時と明らかに違う。何だろう、この震えは。恐れ?それでも、それでも私は。私たちは)』
足に力を入れる。
宇「勝つぜ。俺たち鬼殺隊は」
後ろから天元の声がした。
堕姫「勝てないわよ!頼みの綱の柱画毒にやられてちゃあね!!」
『(毒!?!?)』
毒なんて。何で。いつの間に。不安がぐるぐると回る。だけど、天元が言った。
宇「余裕で勝つわボケ雑魚がァ!!毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ。人間様を舐めんじゃねぇ!!こいつらは四人共優秀な俺の“継子”だ!逃げねぇ根性がある!」
『(師範……)』
宇「手足が千切れても喰らいつくぜ!!そしてテメェらの倒し方はすでに俺が看破した!」
ふと、もうこの世にいない杏寿郎と天元が重なった。
宇「同時に頸を斬ることだ。二人同時にな!そうだろ!!そうじゃなければそれぞれに能力を分散させて弱い妹を取り込まねぇ理由がねぇ!!ハァーーッハ!!チョロいぜお前ら!!」
伊「グワハハハハ!!なるほどな、簡単だぜ!俺たちが勝ったも当然だな!!」
だけど。その簡単なことが出来ずに鬼狩りが死んでいった。
堕姫「どいつもこいつも死になさいよ!!」
と、善逸が堕姫を外に連れ出した。
『善逸!』
伊「蚯蚓女は俺と寝ぼけ丸に任せろ!!お前らはその蟷螂を倒せ!!分かったな!!」
炭「『気を付けろ!/気を付けて!』」
伊「おうよ!!」
妓夫太郎と対峙する。
『(凄い殺気だ。肘から首まで鳥肌が立つ。師範は毒を食らってる。私と炭治郎で守らないと。アイツが動いた瞬間に刀を振れ)』
そう考えているうちに目の前に妓夫太郎が来た。
上弦の陸との戦闘が始まった。
869人がお気に入り
「鬼滅の刃」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカドラ - ひなさんのに追加なのですが蝶屋敷で治療の場面も見てみたいです。点滴苦手な夢主ちゃんを天元様が頑張れと支える感じで (2022年2月17日 21時) (レス) id: 23df05fb02 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます!リクエストの件承りました!更新頑張ります!! (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - アスパラさん» コメントありがとうございます!お宝作品だなんて(*´ω`*)嬉しすぎます!頑張ります! (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - アカドラさん» コメントありがとうございます!リクエストの件承りました! (2022年2月17日 18時) (レス) id: d61d7e4bfb (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 今度ばんがいへんで、主ちゃんが血気術でなかなか下がらない高熱にうなされて、それで天元様が看病してくれるの読みたいです!!それと作品大好きです!!これからも頑張ってください! (2022年2月17日 11時) (レス) @page35 id: c44662b8ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななこ | 作成日時:2022年2月1日 8時