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《強烈なサーブ!しかしこれは綺麗にセッターに返す主将澤村!》

『大地ナイスレシーブ!』

蛍のスパイクが決まり、烏野に1点追加。

『(頑張れ…!)』

龍のクロススパイクを夜久君がレシーブ。リエーフ君を上手く躱せているように見える。リエーフ君はたまに凄いブロックをする事があるからな。

『(それにしても、以前とは違う落ち着きがある)』

澤村「日向!」

翔陽のスパイクも福永君がレシーブ。そして音駒のシンクロ攻撃。

山本「ッシャコラァァッッッ」

《音駒ブレーーーーイク!!!》


烏野15点
音駒14点


《第1セット中盤、音駒がじりじりと追い上げてきます!》


音駒の守備が



仕上がり始める。


ただただ拾って攻撃し返す。但し万全の体勢で。


単純で、でも困難なそれをごく当然の様にやる。強烈なスパイク・ブロック・サーブで圧倒してくるわけじゃない。でも気付けば背後に迫っている。


それが、音駒。


《烏野辛うじて上げているが乱れる!》


だけど、この二人は違う。


《こっ、こぉれはなんと強引に!しかし鮮やかに!!速攻を捩じ込んできた烏野1年生コンビーーー!!!》


烏野16点
音駒14点


最初の練習試合から



烏野には、飛雄が居る。



『(そして、ユースで侑君に“プレーはだいぶ、おりこうさん”と言われたあの日から、飛雄のプレーは変わった。貴方のお陰、だよ)』


飛雄のサーブ。

『(グリッて曲がった)』

でもこれはライン沿いを大きく外れ、アウトになる。続くリエーフ君のサーブもアウト。烏野と音駒に1点ずつ追加される。

『(やっぱり音駒のサーブ。翔陽と夕の間を狙ってる)』

龍のジャンプサーブ。福永君が綺麗にレシーブし、美しい弧を描いてセッターへ返る。


『(うん。ナイスレシーブ)』


いぞいぞ鉄朗ー!!
押せ押せ鉄朗ー!!


澤村「レシーブでも負けねぇぞァ!!」

黒尾「サーブ一発行ったれェー!!」

山本君のサーブ。彼のサーブも相当威力が上がっている。

《ボールはネットを越えそうなところーーワンハンドで上げて行った影山ー!!そして待っている日向翔陽ー!!》


『(いつもなら決まるってところで決まらない)』

影山「ネット超えるならAパス要らねえっすよ!」

田中「ハァイ!!」

『はは……』

影山「ネット際じゃなくても、アタックライン近辺に上げてもらえれば十分です」

あら格好良い。さすが飛雄。

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設定タグ:ハイキュー!! , 烏野高校 , 澤村大地   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:なな姫 | 作成日時:2024年3月10日 17時

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