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祥太朗/天音/裕貴「「「『かんぱーい!!!!』」」」
日本に帰ってきて約1ヶ月が経った。フラームに戻り、日本での仕事も再開した。今は俳優仲間の間宮祥太朗と岡山天音、山田裕貴と一緒に飲み中。
ちなみに場所は天音のところだ。
祥太朗「いやー、やっぱりAが居ねぇと盛り上がんねぇな。野郎ばっかじゃつまんねぇよ」
天音「おい!それどういうことだよ!」
裕貴「でもさー、アメリカ良いよねー。1回行ってみたいもん」
”グランドキャニオンとか“そういう裕貴の顔はもう赤らんでいた。まだ始まって10分たってないよ?
天音「そういや、お前の幼馴染み大丈夫なの?」
『この前病院に行ったの。そしたら少し痩せ細ってて………。なんか、見るに堪えなくて』
祥太朗「動かないと筋肉落ちるからな」
裕貴「それねー。病気だけはほんとなりたく無い」
『でも良いんだ。アメリカに行って会えなかった分、ずっと一緒にいるって約束したから』
アメリカに行って、涼介に会えなくて、何処にいても居なくて寂しかった。涼介は今頃何してるのかな、とか。ちゃんとご飯食べたかな、とか。ずっと涼介のこと考えてた。
裕貴「うぇー!相変わらずお前の幼馴染みくんに対する愛は重いね!」
天音「リア充爆発すれば良いのに」
『あはは(笑)』
祥太朗「………、」
祥太朗から視線を感じ、そちらを向く。だけど祥太朗は目を反らし、慌ててお酒を飲み干した。
●
天音「おしっ!じゃあ今日はこれでお開きということで!」
天音の言葉に、裕貴が不貞腐れる。私もまだ飲んでいたいけど、明日それぞれ仕事あることを考えるとこの時間でいいのかもしれない。
祥太朗「夜遅いから送ってくよ」
『ほんと?ありがと、祥太朗』
裕貴「しょうがねぇな……。A、また明日特捜9でな!」
『うん!明日ね!』
天音「気ぃつけて帰れよー!」
二人に手を振って、私は祥太朗の横に並ぶ。179cmと高身長な彼は、身長が低い私にとってはとても羨ましく思った。
『祥太朗って身長高いよねー。羨ましい』
祥太朗「羨ましいって(笑)俺は身長低い女の子好きだけどな」
『なにそれ嫌味?』
祥太朗「いや違くて」
急にトーンが低くなった。そして祥太朗と目が合う。
祥太朗「…………、俺、さ、ずっと前から、………Aのこと………」
『…………え?』
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凛音(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました!次回作のアンケートに答えてきます! (2023年4月14日 13時) (レス) @page50 id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - はい!次回作の方も是非読まさせていただきます!! (2023年4月11日 22時) (レス) id: 94048c48c4 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - 近々執筆開始致しますので、その時はまたご愛読のほどよろしくおねがいします! (2023年4月11日 7時) (レス) id: cf5c6ec2c3 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - あかねさん» コメントありがとうございます!そのように言っていただけて光栄です!プライベートで弱々になる山田涼介が居ても良いんじゃないか!と思い執筆いたしました。次回作はまだ頭の中で構想を練ってる途中です。 (2023年4月11日 7時) (レス) id: cf5c6ec2c3 (このIDを非表示/違反報告)
あかね - 主人公ちゃんと涼介の2人はどうなるのか。またはいつくっつくのかが楽しみで楽しみでしょうがなかったです♪ (2023年4月10日 22時) (レス) id: 94048c48c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なな姫 | 作成日時:2023年3月6日 16時