MIU404 ヤンキー女子高生と理性刑事

学校 ページ7

『あ、晴人(はると)!おはよ!』


晴「おーっす!」



学校に着くと、昇降口で晴人が靴を履き替えていた。晴人は私の男友達。なんでも話せる。気が合うんだよねー。


晴人は私が志摩と暮らしてることを知ってる。この学校で知ってるのは、校長と担任の野山、晴人の３人だけ。


『じゃーん!ワンピの新刊!コンビニにあったから買っちゃった!』


晴「おーっ!マジか!今日新刊発売日か。あとで読ませて!」


『いいよー!』


晴人と２人、廊下を歩く。晴人はいわゆるイケメンと言うやつで、２人で歩いてると女子の視線が刺さる。


だけどそんなん気にしない。だって、晴人は私の友達だから。


『おっはよー!』


しーーん…………


元気良く挨拶。挨拶は基本だからね!だから無視してるやつは基本がなってないことだ!マジでウケる!


『見て晴人!机に”死ね”なんて書いてある!よっぽど暇なんだね!』


晴「てか、こいつ字汚くね!?」


『私の方が綺麗だっつーの!(笑)』


そのあと二人で爆笑。あ、ちなみに晴人は隣の席。ちなみに窓側ー。



担任の野山が来てホームルーム。私はその机のまま授業を受ける。


多分今も志摩達はあのダサいメロンパン号で走ってるんだろう。


良い空だなぁ、なんて。


キーンコーンカーンコーン………


女子1「Aさん、ちょっといいかしら」


『んー、なに?』

女子2「話したいことがあるんだけど」


『めんどくさ。後で良い?』


女子1「今が良いのよ」


晴「行けよwwwモテモテなんだからwww」


『りょ!行ってくるわwww』

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