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谷「凄い！影山君、今日調子良いですね！」
『うん！』
それと、今ちょっとトスが短かったから、クロスに打つしかないって感じだったかな？
大地2回目のサーブ。
澤「『(甘く入った……！)』」
治君のスパイクを大地がレシーブするも、一本で稲荷崎へと返ってしまう。稲荷崎のチャンスボール。角名君が入って来る。
行け。
烏ーースパイクが打たれる瞬間てのは、スパイカーVSブロッカーの、１VS１じゃない。ブロックが2枚になったって１VS２じゃない。いつだって、１VS６ーー
『必ず、戦いようは有る………』
角名君のターン打ちは
月ーー止めてナンボのブロックなんて、古いですからーー
綺麗に、大地がレシーブした。
『ナイスレシーブ！！』
谷「ナイスブロック！！」
そして旭のスパイクが決まった。
烏野4点
稲荷崎2点
そう。今まで同じところを抜かれていたのは、”敢えて“止めなかった。１、２セットかけて後ろのレシーバー達に伝えていたんだ。
”これが角名倫太郎のターン打ちですよ“って。バレーは点を取られて当然の競技。失点を無くすなんて勿論不可能。どんな攻撃も完全攻略なんて無い。
でもこの角名君のターン打ちは、打てば打つ程、私達の方が有利になって行く。
谷「やりましたね！」
『そうだね！』
仁花ちゃんと一緒に喜び合う。
烏野6点
稲荷崎4点
ここで蛍と久志をメンバーチェンジ。
『(頑張れ、……頑張れ、久志)』
久志の顔は、以前よりも落ち着いていた。
もう大丈夫だね。あの頃の久志はもういない。
谷「『ナイッサー！！』」
多分、私達のこの声も、今の久志には聞こえてない。相手の音も、味方の音も。
感覚は全部、ボールと白帯と狙う場所に注がれているから。
行け。
行け、久志。
『………っ、！！』
久志の華麗なジャンフロは、尾白君ではなく治君がレシーブ。
そして、侑君と尾白君の速攻が決まった。
烏野6点
稲荷崎5点
『(久志………)』
久志の悔しそうな顔。
でもね、久志。
大丈夫だよ。
夕がいるから。
西「………」
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ゆん(プロフ) - おもしろくてすぐに読み終わりました(о´∀`о)続きが気になります(*´∇｀*) (2022年4月29日 18時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - ななこさん» 早急に対応して下さり、ありがとうございました！これからも楽しみにしてます(´∀｀) (2021年11月14日 13時) (レス) @page6 id: 64ab7b78ad (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 黒龍さん» コメントありがとうございます！読み直した時、思わず「オーマイガー！」と叫んでしまいました。ご指摘ありがとうございます。直しました。これからもよろしくお願いします！ (2021年11月8日 18時) (レス) id: 9cb5cc0fe7 (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - 続編おめでとうございます(´∀｀)いつも楽しく拝見しています！1セット目終了時の稲荷崎の得点が間違っていると思います。大きな間違いではないですが、一応と思いコメントさせていただきました！これからの更新も楽しみにしています^_^長文で失礼しました。 (2021年11月8日 17時) (レス) @page4 id: 64ab7b78ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年11月5日 8時
