銀行立て籠もり�� ページ18
ーー喜多見sideーー
新井「警察だ！！動くなっ！！」
喜多見「……っ、新井さん、」
『幸太さん！！』
喜多見「Aさん！？何故ここに……！！」
SITが来てくれた。多分今頃MERにも指令が行っている事だろう。俺は先程、男に銃で打たれた。だがすんでの所で俺は避け、大事には至らなかった。
『良かった……！！幸太さん、良かった……！！』
喜多見「Aさんが、何故ここに……！！」
『私が新井さんに頼んだの。”突入する時、私も行かせてください”って。”いつも私を助けてくれるから。今度は私が幸太さんを助けたい”って……』
喜多見「貴女も危ない橋渡りますね」
『幸太さんに似たのかも』
ペロッと舌を出してそう言うAさん。男を連行する新井さんにお辞儀をする。
「これで済むと思うなよ……！！」
新井「喋るな！」
「っ、！！くっそが……！！」
男が持っていたもう1つの銃を俺に向ける。
喜多見「っ！？」
『幸太さん！危ない！！』
パァンッパァンッ
喜多見「………え？」
『……っ、！！』
喜多見「Aさん！！！」
嘘だ。Aさんが打たれた。ゆっくりと俺に倒れてくるAさん。それと同時にMERが入って来る。
弦巻「喜多見チーフ！大丈夫ですか！？」
喜多見「俺よりAさんを！！」
蔵前「はい！」
弦巻「Aちゃんしっかり！徳丸君、ストレッチャー！」
徳丸「準備出来てます！」
蔵前「持ち上げます！1.2.3！」
ストレッチャーで運ばれていくAさんを見つめる。俺は動けないでいた。何故Aさんが打たれた？俺を庇ったんだ。
俺が、立て籠もりなんかに合わなければ、こんな事には。
音羽「喜多見チーフ。今はAさんの手術の方が大事です。自戒するのでしたらその後でお願いします」
喜多見「……っ、はい」
MERのジャケットを羽織り、ERカーへと向かう。
喜多見「TO1、オープン」
Aさん。
すみません。俺が立て籠もりにあったばっかりに。貴女に怪我を負わせてしまった。
冬木「心停止！」
喜多見「Aさん！戻って来て下さい！夏梅さんAED150にセット！」
蔵前「はい！……準備出来ました！離れて！」
Aさん。
戻って来て下さい。
貴女がいないと
俺はダメなんだ。
冬木「心拍再開しました」
ミン「脈拍も安定ですね」
喜多見「………っ、良かった……！！」
目が覚めたら
貴女を抱き締めよう。
※nemuさんからのリクエストです！思いの外長くなってしまった。ありがとうございました！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 703人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな姫(プロフ) - cocoaさん» コメントありがとうございます。読んだのはこの“日常”だけですか？それとも“恋愛事情”を読んでのコメントですか？もし“日常”だけでしたら“恋愛事情”も是非お読みください。 (2023年5月4日 6時) (
レス) @page26 id: ab2f7862d7 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa - また続けてのコメントですみません。。。 ●嫉妬のここの部分 ○○←名前さんとのわだかまりが解けたのか。それとも、音羽先生が自分の事を全て話し謝罪して、○○←名前さんの許しが得たのか これ正しくは許しを得たのかではないんでしょうか？ (2023年5月4日 1時) (レス) @page7 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa - 続けてのコメントですみません。。。 次の○風邪で優斗さんは主人公ちゃんのお兄ちゃんで。。。 でも何故お兄ちゃんなのに名前呼びしかもさん 付けで。。。 (2023年5月4日 1時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみませんm(._.)m 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 ●マンション見学の時に優斗さんって主人公ちゃんが呼んでいたのでてっきり元彼さんなのかなぁと思っていたら (2023年5月4日 1時) (レス) @page4 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
わたがしサブ(プロフ) - 完結おめでとうございますこれからも応援します (2021年9月23日 19時) (レス) @page42 id: ad542db2d1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななこ
| 作成日時：2021年9月11日 18時
