11.3 ページ27
ーー那田蜘蛛山近くの十字路ーー
『炭治郎！伊之助！善逸！』
炭「A！久しぶりだな！」
伊「来たな弱味噌！！」
善「Aちゃん久しぶり！」
炭「え、お前達も知り合いなのか！？」
炭治郎の声に善逸は汚い声をあげ、何故か伊之助は炭治郎に頭突きした。
『三人共、最終選別で話した事あるの』
炭「へぇ〜！そうだったのか！」
走りながら話す四人。Aはこの三人も強くなったと感じ取った。
それは炭治郎達も同じだ。
炭「(Aは前みたいな弱くて臆病な匂いがしなくなった。何かあったかは知らないけど、強くなった)」
善「(俺と同じ音がしてたのに。何だろう………。少し複雑)」
伊「(こいつ雰囲気変わったか？)」
そして
『(ここが那田蜘蛛山………)』
任務地に到着。
『…………』
Aは山を見つめた。
善「待ってくれ！！ちょっと待ってくれないか！怖いんだ！！目的地が近付いてきてとても怖い！！」
『(うん。私もそう思う)』
伊「何座ってんだこいつ。気持ち悪い奴だな……」
善「お前に言われたくねーよ猪頭！！気持ち悪くなんてない！！普通だ！！俺は普通でお前らが異常だ！！」
『…………』
善「Aちゃんもそう思うだろ！？」
『えーっと……』
善逸の質問に戸惑ってると、山の中から傷だらけの鬼殺隊士が這い出てきた。
隊士「たす………助けて………」
『っ、！！』
その姿を見て、Aは足がすくんでしまった。
炭「隊服を着てる！！鬼殺隊員だ、何かあったんだ」
『………』
炭「大丈夫か！！どうした！！」
そして
『っ！？』
ぐんっと“何か”に引っ張られ、鬼殺隊士は「助けてくれ」と叫びながら山に引き戻された。
『…………』
炭「………俺は、行く」
伊「俺が先に行く！！お前はガクガク震えながら後ろをついてきな！！腹が減るぜ！！」
炭「伊之助………」
善「腕が鳴るだろ……」
二人が行くのなら
『善逸。私も怖い………。泣きたい。でも、………私も行くよ』
善「Aちゃん！？」
自分だって。
『(もう泣かないって決めたんだ。だから、行くんだ)』
Aは二人のあとを追った。
その様子を
？「あれ、あの時の………」
一人の鬼が見ていた。
累？「麗(れい)。何してたの」
麗？「ごめん累。面白そうな“玩具”を見つけたんだ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 866人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「鬼滅の刃」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - すいません！ありがとうござます！はい、応援します！😊 (2022年1月31日 0時) (
レス) id: bb06d3246b (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - のんさん» いえいえ。ご指摘ありがとうございますm(_ _)mそうか。炭治郎って意外と身長低いんでしたっけ。訂正します！これからも応援よろしくお願いします！ (2022年1月30日 22時) (レス) id: f3c05740c2 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 炭治郎より身長が低いなら165�僂茲蠶磴い鵑犬磴覆い任垢�？きつく聞こえたらすいません🙇♂️物語とっても面白いです！応援してます！ (2022年1月30日 21時) (レス) @page4 id: bb06d3246b (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます！私も「努力型の主人公少ないな」と思い、書かせていただきました！そう言う風に言ってもらえるなんて光栄です！励みになります！これからも応援よろしくお願いしますm(__)m (2022年1月11日 8時) (レス) id: 16884066e2 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 最初から夢主がチートな小説が多くて『なんか同じようなのばっかでつまんないなぁ』と思ってたんですけど、この作品は頑張って努力してだんだん強くなってく(努力が報われた)なっていてめっちゃ好きです！！、、、、、いい作品に出会えてよかった(๑´ω`๑) (2022年1月11日 5時) (レス) @page41 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななこ
| 作成日時：2021年12月16日 3時
