・ ページ38
※扇西高校との練習試合すっ飛ばします。
『どうだった？練習試合』
谷「凄い迫力で感動しました！！」
潔「それは良かった」
扇西高校との練習試合も終わり、今は私と潔子、仁花ちゃんと一緒に帰っている途中だ。ちなみに真ん中に仁花ちゃん。危ないからね。
谷「こんな美人２人に挟まれるなんて……！！もう死んでも良い……！！」
『あはは。仁花ちゃんって面白いよね』
谷「へぇっ！？お、面白い！？私がですか！？」
『うん。見てて飽きない。可愛いし』
潔「今まで後輩マネージャーとか居なかったから、仁花ちゃんの存在が多分新鮮なんだと思うよ」
谷「えっ！新鮮だなんてそんな……！！」
恐れ多いです、なんて言う仁花ちゃん。潔子と目を合わせ、笑う。
これでもし。仁花ちゃんが入ってくれれば。でも強制はしない。入部するのは、仁花ちゃんが決めることだから。
谷「あっ、あの！！」
『ん？』
潔「どうしたの？」
谷「神崎先輩と澤村先輩って付き合ってるんですか？」
『………、え？』
仁花ちゃんの真っ直ぐで純粋な質問。多分、今日一で間抜けな声が出ただろう。
谷「違うんですか！？す、すみません！！てっきり恋人同士なのかな、と。澤村先輩の神崎先輩を見る目がとても優しかったから……」
仁花ちゃんの言葉に、私は固まってしまった。私を見る目が、優しい？そんなの全然気付かなかった。
潔「仁花ちゃん、Aと澤村は付き合ってないよ。まぁ、“夫婦”なんて呼ばれてるけどね」
谷「“夫婦”？」
『ちょっと潔子！』
潔「息の合った掛け合いが“夫婦”に見えるんだって」
谷「確かに……。試合中も目とか合わせてましたよね！！」
『恥ずかしい…！！』
１年生にまで言われるとは。どんだけアイコンタクトしてるんだ私達は。その後も仁花ちゃんを挟んでガールズトークをする。家の近くまで送って行き、今は潔子と２人きり。
『仁花ちゃん、入ってくれると良いね』
潔「……そうね」
谷地仁花。１年５組の女の子。真面目で、純粋で、女の子らしくて。
『………、』
潔「A」
『ん？なに？』
潔「菅原から聞いた。澤村のこと」
『………うん』
潔「応援してるから」
『………うん。ありがとう』
ありがとう、潔子。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仁花ちゃんとの会話シーン入れました。可愛いよね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 602人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麦茶(プロフ) - 烏野側にいますよ 青葉城西側には沢山の応援の人がいました (2021年5月4日 6時) (
レス) id: 39efbca927 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 烏野側ですね。 (2021年3月7日 11時) (レス) id: 55b8ad3b21 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - りおん。さん» コメントありがとうございます！読者の方に少しでも多く読んでいただきたいので、一日２、３話は更新しようと思ってます！ (2021年3月6日 21時) (レス) id: 16dfd1745e (このIDを非表示/違反報告)
りおん。(プロフ) - 続々編おめでとうございます！いつもたのしく読ませてもらってます。更新頻度が高くてちょっぴり嬉しいです^^* (2021年3月6日 20時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななこ
| 作成日時：2021年3月6日 17時
