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『ふわぁぁぁ………』
旭「相変わらずすげー欠伸(笑)」
『うるさいひげちょこ』
旭「ガーン………」
菅「眠くても言葉は辛辣なのね」
澤「A、大丈夫か？」
町内会の人たちとの試合も終わり、旭、孝支、大地と共に帰宅中。途中まで潔子も一緒に帰り、今は前に旭と孝支、後ろに私と大地で並んで歩いている。
『でも良かった。旭が戻ってきて』
旭「あー、心配かけてすみません……」
『本当だよ』
澤「ったく、このひげちょこは。Aのこと泣かせるし……」
旭「えっ！泣いたのかっ？ご、ごめんな！そんなに思い詰めてるなんて……」
『もう！言わないでって言ったじゃない！』
恥ずかしい。そうなのだ。旭が部活に来なくなって１週間後。私は泣いたのだ。旭と夕のことが心配で心配で仕方なかった。
ーーねぇ、大地……。このまま旭戻って来なかったらどうしようーー
ーー大丈夫だって！アイツはちゃんと戻って来る。俺を信じろ！ーー
菅「へぇー、そんな事があったんだ」
『今思えば凄く恥ずかしい……』
旭「あはは……」
澤「でも、戻って来たろ？」
大地のその言葉に、私は孝支と旭を見た。また、２人の速攻が見れる。
また、３人のプレーが見れる。
大地がいる。旭がいる。孝支がいる。潔子もいて、２年生もいて、１年生もいて。
先生や監督もいて。
『………っ、』
澤「………A？」
菅「あーっ、旭また泣かしたな！？」
旭「俺じゃねぇべよ！大地だべ！？」
『………っ、ちが、違うの……っ！嬉しくて………っ！』
３人が私の顔を覗き込む。涙を止めようと必死に拭う。でも、なかなか止まらない。頭に温もりがあった。顔を上げると、大地が優しい笑顔で私を見ていた。
澤「そうだな。俺達はサーブもレシーブもまだまだ未熟で下手くそだ。でも技術的なことを教えてくれる監督がいると言う事は、とても心強いからな」
今までは、監督不在だったから。そう思うと本当に助かるし、技術的な部分でもっともっ成長する。
『行こうね、全国』
澤「あぁ！」
旭「もちろんだ！」
菅「やってやるべ！」
待ってろ、全国。
待ってろ、オレンジコート。
私達は、今よりももっともっと強くなる。
落ちた強豪”飛べない烏“なんて呼ばせない。
私達は、強いんだと、証明してみせる。
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K2AYEのE - え、、すごい、ハイキューの方とつながってたの、、めっちゃびっくりしました (2021年4月24日 19時) (
レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 舞香さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: a10711b858 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 2人の距離感めっちゃ好きです！応援してます！！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年2月6日 21時
