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ーー翌日ーー
『じゃあ本日の委員会はここまで！』
「ありがとうございました！」
さて。委員会も終わったし、部活に行くか。今日は、あの子が戻って来る。
「委員長！」
『ん？どうしたの？小牧さん』
資料を片付けていると、１年生の小牧さんが話しかけてきた。
『分かった。じゃあ今度の議題に言ってみるわね』
「ありがとうございます！！」
そう言って笑顔で代議室を出ていく。代議委員会をやっていてやり甲斐があったから、今年もそのまま代議委員会に。そして同じクラスで代議委員会になった加藤君に推薦されて委員長になった。
『お疲れ様でしたー』
代議室のドアを閉めて部活に行く。この時間、日向君と影山君はもう始めてるかな。しばらく歩いてると目の前に見慣れた背中が。
大地とは違う、大きくて頼もしい、少し猫背気味な背中。
『旭！！』
旭「………ゲ、」
『って、何で逃げるのよ！』
旭「だってお前怒ると怖いんだもん」
“だもん”って、女子か！
『今怒ってないでしょ！』
相変わらずの旭に少し笑ってしまった。旭はそのままその場に立ち止まり、気まずそうにする。
旭「………、」
『今日、夕が戻って来るの』
旭「っ、西谷が………」
『うん。後ね、１年生も４人増えたのよ。日向君に影山君、月島君に山口君。特に影山君は、北川第一出身で才能があるセッターなの。日向君も背が小さいのによく動いてよく跳ぶの。あとの２人もまだまだ発展途上中だけど、今に烏野を支える大切な存在になる』
旭「………そうか。でもおれは『分かってる』……A」
『分かってる、旭が戻りたくないことくらい。でも、これだけは覚えておいて』
旭「………」
『バレーボールはひとりでやるんじゃない。６人いて、それで始めて”バレーボール“なの。確かにあの試合は、旭が徹底的にブロックされてたけど、でも！！皆が皆、責任を感じてるのよ。旭だけじゃない。大地や孝支、龍に……夕だって』
旭「……」
『だから、ね？まだバレーが好きかもしれないなら、戻って来る理由は十分だよ』
旭「A………」
『多分、大地もそう言うと思う』
何も言わない旭の肩を優しく叩いて、私は体育館に向かった。
大丈夫だよ、旭。
旭が戻って来れる場所はあるから。
『夕、久しぶりね！！』
西「Aさん！！」
夕もいる。大地もいる。
だから。大丈夫だよ。
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K2AYEのE - え、、すごい、ハイキューの方とつながってたの、、めっちゃびっくりしました (2021年4月24日 19時) (
レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 舞香さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: a10711b858 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 2人の距離感めっちゃ好きです！応援してます！！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年2月6日 21時
