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第３セット
烏野高校２４点
青葉城西２０点
烏野のマッチポイント。月島君、レシーブ苦手な分ミスが多い。
と、そこへ。
青葉城西高校選手交代で徹君が入った。ピンチサーバーか。どこまで詰められるか。どこまで守れるか。
及「いくら攻撃力が高くてもさ……その“攻撃”まで繋げなきゃ意味ないんだよ？」
そう言って月島君を指差す。なんだろう。物凄く、嫌な感じ。
そして宣言通りに月島君を狙う徹君。そのサーブは半端ない威力だった。影山君以上の威力。それに加えて宣言通りのコースに打つコントロール。
これが青城の主将・及川徹。
『(すごい………)』
日「バレーボールはなぁ！ネットの“こっちっ側”にいる全員！もれなく味方なんだぞ！！」
うん。さっきの龍の言葉そのまんまだね。日向君らしいや。
『(あ、大地………)』
レシーブが得意な大地が守備範囲を広げた。全体的に後ろに下がって、月島君をサイドラインに寄せる。
澤「よし、来い！」
それでも宣言通りに月島君の真正面にサーブを落とす。でも威力はさっきより弱い。そのため月島君はボールを向こうに返した。
向こうのチャンスボール。今は月島君も影山君も後衛に回っていてブロックに一番高さがない。
日向君がワンタッチ。そして相手を躱して影山君は日向君にトスをあげて、日向君は、徹君の顔すれすれにスパイクを打った。
試合終了
セットカウント２−１
烏野高校の勝利だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
澤「………武田先生はあぁ言ってくれたけど、いくら日向と影山のコンビが優秀でも、正直周りを固めるのが俺達じゃあまだ弱い。悔しいけどな」
『大地………』
そうなのだ。大地の言うとおり、まだまだ全然弱いんだ。
及「おお〜さすが主将！ちゃんと分かってるね〜」
と、徹君が話しかけてきた。私は咄嗟に大地の後ろに隠れる。この状態で見つかるわけにはいかない。
及「レシーブは、一朝一夕で上達するもんじゃないよ。主将君は分かってると思うけどね」
チラッと私を見る。でも私に声はかけずに徹君はその場を去って行った。
『…………、』
影「気にしないで下さい。あの人、あぁやって人引っかき回すの好きなだけなんです」
澤「確かにインター杯予選まで時間はない。でも、そろそろ戻って来る頃なんだ」
そうだ。”烏野の守護神“が戻って来るんだ。
『夕…………』
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K2AYEのE - え、、すごい、ハイキューの方とつながってたの、、めっちゃびっくりしました (2021年4月24日 19時) (
レス) id: 64517bd580 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 舞香さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2021年2月13日 22時) (レス) id: a10711b858 (このIDを非表示/違反報告)
舞香(プロフ) - 2人の距離感めっちゃ好きです！応援してます！！ (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5ba492e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年2月6日 21時
