爆豪と狗巻の想い ページ40
狗巻A。
入学式に間に合わず、途中から雄英に転校してきた女。
ーー高菜！ーー
その女は、個性の関係でおにぎりの具しか喋れない変わった女だった。
最初からなんとなくだがその言葉のニュアンスというものが分かった。これはクソデクも同じだった。
気に入らなかった。クソデクと仲良くしてるあいつが。
だからなるべく側にいるようにしていた。
だけど、いつの間にか狗巻のことを気になり始めている自分がいた。
今隣にいる狗巻を見て想う。
こいつは俺が絶対守ってやる。
狗巻の手を離さず強く握る。
大丈夫だ。
俺がいるから。
根津「我が校の生徒は必ず取り戻します」
爆豪「ハッ、言ってくれるな雄英も先生も…。そういうこったクソカス連合！」
あんだけ大掛かりな襲撃カチ込んで成果は俺とこいつの二人。言質もとれてる。こいつらにとって俺らは「利用価値のある重要人物」
俺らの「心」に取り入ろうとする以上本気で殺しに来るこたねぇ。
相手は8人か…こいつらの方針が変わんねーうちに
2〜3人ぶっ殺して脱出したる！！！
『……、』
爆豪「俺の手、しっかり掴まってろ。離すんじゃねぇぞ」
もう一回、強く握り直す。
俺が必ず
こいつのこと守ってやる。
●
爆豪勝己。
雄英高校に転校してきたその日から何かと気にかけてくれた。
粗暴な性格で勝ち気で自信家。
口も悪いしデリカシーないし最初はムカついてたけど、爆豪くんは”トップヒーロー“を追い求めている。
No.1ヒーロー・オールマイトに憧れている。
爆豪「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた」
先程の爆豪くんの言葉に嘘偽りは無い。
繋いだこの手を、ギュッと握りしめてそう思う。
敵の思い通りにはならない。
絶対ここから逃げ出してみせる。
『(冷花………)』
チラ、と冷花を見る。
美しい銀髪に蒼い瞳。私の唯一無二の親友で大好きで大切だった。
冷花のことも、必ず助ける。
だから待っててね。
だけど、今はここを逃げることが最善。
死柄木「先生。力を貸せ」
まさかこの戦いでオールマイトがあんな事になるなんて
この時の私達はまだ知る由もない………。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 969人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
