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緑谷「どっ、どういうこと！？障子くん」
障子曰く、マンダレイのテレパスで敵襲来と交戦禁止を受けてすぐに二人は警戒態勢をとったそうだ。だが、その直後に背後から木を裂く音が迫り、二人は敵に襲われた。
相手は刃を素早く変幻自在に操る。障子は常闇を庇って腕を掻っ切られつつも草陰に身を隠したそうだ。
『高菜？……明太子？』
障子「なに。浅くないが失ったわけじゃない。俺の“複製腕”は複製器官も複製が可能。斬られたのは複製の腕だ。しかしそれでも奴には耐えられなかったのか…抑えていた“黒影”が暴走を始めてしまった」
『(常闇くん……)』
障子「その上、恐らく奴の義憤な悔恨等の感情が暴走を激化させている…奴も抑えようとしているが…」
障子が木の枝を踏んでしまった。パキ、という僅かな音でさえも反応し、黒影は三人に攻撃をする。動くものや音に反応して無差別攻撃を繰り返しているようだった。
常闇「俺のことは…いい！ぐっ…！！他と合流し…！他を救け出せ！！静まれっ…黒…影！！」
『明太子、いくらすじこ？』
障子「なるほど、光…火事か。それなら施設へ誘導すれば静められる。緑谷、狗巻。俺はどんな状況下であろうと苦しむ友を捨て置く人間になりたくはない。特に緑谷。おまえは爆豪と狗巻が心配でその体を押して来たのだろう？まだうごけるというのなら、俺が黒影を引きつけ道を拓こう。狗巻、緑谷のことを頼めるか？」
『しゃけ』
緑谷「待ってよ。施設も火事も距離がある。そんなの障子くん危なーーー」
緑谷の言葉を探り、黒影は三人を襲う。もう影に隠れるのも無理な状態だ。障子と常闇は仲が良い。そのため、常闇のことを助けたいのだ。それはAと緑谷も同じ気持ちだった。
障子「わかってる。救けるという行為にはリスクが伴う。だからこそヒーローと呼ばれる。このまま俺と共に常闇を救けるか、狗巻と共に爆豪のもとへ駆けつけるか…。おまえはどちらだ？緑谷……」
目の前には、己の個性に苦しむ常闇の姿。
緑谷「ごめん、障子くん。Aちゃん…」
障子「『？』」
誘導先は爆豪。爆発で黒影を静められる。
障子「爆豪！轟！どちらか頼むーー……光を！！！」
緑谷「かっちゃん！」
『明太子！？』
どちらか選ばなければ行けないのなら
どっちも救けたい。
それが緑谷の想いだった。
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yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
