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数分前。
相澤・夏油・荼毘接触直後。
荼毘「まァ、……プロだもんな」
施設の玄関で荼毘と相澤、そして傑とコールドが対峙していた。相澤は個性を使い荼毘を捕縛布で拘束した。
傑「……っ、君は、」
一方傑は、目の前の少女に驚きを隠せなかった。
傑(何故、彼女がここに……っ！！)」
狗巻Aが中学2年生の時。Aの目の前で亡くなったとても美しい少女。
轟炎司の娘で双子の兄に轟焦凍がいる。
個性は氷。
美しい銀色の髪に美しい青色の瞳。
誰も寄せ付けないその端麗な姿に、初めて会った時息を咽んだのを覚えている。
コールド「ふふ。動揺してますね」
傑「……っ、当たり前だろ、」
コールド「こちらに居るのかと思ったけど……居ないですね、A」
傑「っ、！！」
傑はコールドに攻撃した。コールドは避けきれず、傑の呪霊の攻撃を食らってしまい、傑に馬乗りにされる。
相澤／傑「「目的・人数・配置を言え」」
荼毘／コールド「「何で？」」
二人がそう問うた瞬間、相澤と傑は同時に二人の左腕を折った。
傑「こうなるからだよ」
相澤「次は右腕だ。合理的に行こう。足までかかると護送が面倒だ」
荼毘「焦ってんのかよ？イレイザー」
と、ドォォン、と森の方で爆発音がした。嫌な予感がする。それと同時に飯田、尾白、口田、峰田の4人と棘、憂太が施設に戻って来た。
傑「棘！憂太！」
二人の姿に安心する傑。だがそこに、Aの姿が無かった。
コールド「(ダメージが……。そろそろ、ね。荼毘も私も)」
荼毘「さすがに雄英の教師を務めるだけあるよ。なぁヒーロー」
相澤「……」
コールド「生徒が大事？」
そう言い、荼毘とコールドは泥状になった。
傑「(さっきの氷が個性じゃないのか！？)」
コールド「守りきれるといいわね……。また会いましょ」
泥状になった荼毘とコールドは、その場から消えた。棘と憂太は傑に駆け寄る。
憂太「夏油先生！」
棘「高菜！」
傑「……。大丈夫、問題ないよ。それよりAは？」
憂太「Aちゃんは……」
憂太は事の詳細を話した。傑はそれを黙って聞いている。Aは緑谷を助けに行った。それが最善だと憂太は判断して行かせたそうだ。
傑「……。そうか。分かった。君たちも危ないから中に入ってなさい」
憂太「先生は！？」
傑「私はAを助けに行くよ。…行こう、相澤くん」
相澤「あぁ」
走り去る教師を憂太と棘は不安そうに見つめた。
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yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
