No.14お買い物 14.1 ページ5
『(人、多いなぁ……)』
Aは今、木椰区ショッピングモールに来ていた。時刻は
10時45分。今日はA組のみんなと買い物する日だ。
『(早く来すぎたかな……)』
緑谷「狗巻さん？」
『っ、高菜！』
切島「よー！オメーも来たんだな！」
『明太子？』
上鳴「瀬呂はちと送れるってよ」
”何やってんだよー！瀬呂の奴！“と嘆く上鳴。緑谷と切島も楽しそうだった。そのあと11時が近くになるにつれ、徐々にA組のみんなが集まってきた。
木椰区ショッピングモール。県内最多店舗数を誇る、ナウでヤングな最先端。”個性“が当たり前の現在にはもってこいの場所だ。老若男女、幅広い世代に人気なのだ。
『(五条先生とか夏油先生とか好きそうだな。今度誘ってみよう)』
瀬呂「わりーわりー！電車が送れてよ！」
切島「俺らも今来たとこだぜ！！」
瀬呂も合流し、みんなで何買うか話していた。瀬呂に誘われたものの、何を買おうか悩んでいたのだ。
麗日「Aちゃんは何買いに来たん？」
『高菜昆布……』
芦戸「じゃあ私と一緒に回ろうよ！」
耳郎「ウチとヤオモモ、キャリーバッグ買いに行くんだけど、Aも来る？」
上鳴「俺と飯田は靴買いに行くんだ！」
飯田「やめたまえ！狗巻くんが困ってるぞ！」
『(みんな元気だなぁ……)”瀬呂くんと行こうかな“』
瀬呂「うぇ！？俺！？」
Aのその言葉に、みんなが瀬呂の方を向いた。瀬呂もまさかの指名に頭を掻いた。
瀬呂「まぁ、誘ったの俺だし……。一緒に行くか！」
『しゃけ！』
芦戸「瀬呂の馬鹿ーー！！！」
上鳴「地味顔！！」
峰田「そこ変われ！！」
緑谷「(一緒に行きたかったな……)」
その後みんなと別れ、Aは瀬呂と共にショッピングモール内を歩いた。その中はとても賑わっていた。体育祭のことを覚えていて、未だに声をかける人もいる。
瀬呂「あとは、……靴か！」
『しゃけ！』
瀬呂「にしても狗巻って買うもん少ないよなー。ホントにそれだけで良いの？」
『高菜！』
瀬呂「ふーん。……あ、なぁ、アレって、」
『？』
瀬呂が指差す方を見つめる。するとそこには、黒服に身を包んだ三人組の男女が何やら揉めていた。
？「テメー！あとでマジで覚えとけよ！」
？「うるせーな！お前が押したから落としたんだろ！？」
？「言い訳すんじゃねーよ！」
瀬呂「伏黒！」
恵「……瀬呂」
？「アレ！お前もしかして！伏黒が言ってたA！？」
？「だから呼び捨てすんじゃねーよ！」
また違う揉め事に、Aは苦笑いした。
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yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
