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悟「反転術式とは、“負のエネルギー”である呪力を掛け合わせることで”正のエネルギー“を生み出す術だよ。この”正のエネルギー“によって人間を治癒することができる」
相澤「？？？婆さんとは違うのか」
悟「リカバリーガールのこと？んー、まぁそんなとこ。反転術式の説明面倒くさいから、分からなかったらAに聞いて？」
『(説明丸投げした！？！？)』
棘「(相変わらず適当だな)」
悟「で、Aが反転術式を使ったのが問題なの？相澤くん」
悟のその一言に、部屋の空気が一変した。
相澤「……。そういうことになる。”治癒“の個性は希少価値が高いからな。そのため、敵に狙われやすくなる」
悟「なるほどね。つまり、Aは今後”庇護対象“になると？」
相澤「あぁ」
『(庇護対象……)』
Aは思った。自分が庇護対象になるということは、もう緑谷達と学校生活を送れなくなるのか、と。そう思ったら何故か悲しい気持ちになった。
相澤「だがこれは、あくまで”ヒーロー“としての前提だ。狗巻は”呪術師“だろ？呪術師の間では反転術式とやらは日常にある。そうだな？」
『……、しゃけ！』
相澤「それなら問題ない。自分の身を守る術は教えたはずだ。プルスウルトラの精神で行け」
『(相澤先生……)』
相澤「ただ、もしお前が駄目だと判断したら俺を呼べ。すぐ駆け付ける」
Aは相澤の言葉に深く頷いた。隣に座っていた棘も心做しか安心していた。
相澤「そうだ。五条、夏休み1週間の強化合宿がある。その強化合宿で何人かお前んところの生徒を借りたいんだが……」
悟「それなら心配いらないよ。棘が行くことになってる」
『(お兄ちゃんが！？)』
相澤「そうか。よろしくな」
棘「しゃけ！！」
●
悟「それにしても、強化合宿なんて……。青春だね♪」
相澤との話し合いも終わり、Aは悟と棘と校内を歩いていた。黒服の二人は目立つのか、残っている雄英生がチラチラ見てくる。
棘「高菜、明太子……昆布？」
悟「そうだね。棘と憂太に行かせようかなって思ってる。二人ならもしもの時、任せられるからね。パンダは目立つし、……まぁ”個性“って言えばいいかもだけど。真希は1年に強く当たりそうだから駄目」
最もな理由にAは笑いそうになった。と、校門に人影が見えた。
瀬呂「よ、狗巻」
『(瀬呂くん？)』
瀬呂が待っててくれたのだ。
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yuumin - ご結婚おめでとうございます！ 更新も無理せず頑張ってください。 (2022年11月30日 13時) (
レス) @page13 id: a4f8ad7b79 (このIDを非表示/違反報告)
みろく - 続き気になる！！！！早くみたいです！！！こうゆうのめっちゃ好き！ (2022年11月25日 23時) (レス) @page10 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - お大事に… (2022年11月23日 20時) (レス) @page10 id: 987347ef47 (このIDを非表示/違反報告)
なな姫(プロフ) - こうかりとさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年11月14日 8時) (レス) id: 20a4e5146a (このIDを非表示/違反報告)
こうかりと - めっちゃ好きです！早く続き見たいです！待ってます！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page3 id: 9f932c344b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな姫
| 作成日時：2022年11月11日 22時
