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ーー涼香sideーー
涼香「大丈夫ですかっ？」
本日の紙芝居も終わり、片付けの準備をしていると、1人の妊婦さんが目に入った。その妊婦さんは点滴を打っていて、今にも倒れそうだった。
涼香「これ使って下さい」
立花「ありがとう……」
涼香「一緒に病室まで行きますよ。お名前なんて言うんですか？」
立花「立花です」
立花さんと一緒にエレベーターに乗る為2人で待つことに。その間にも妊婦さんの顔は青白くなっていく。
涼香「(Aちゃんに電話しようかな………。どうしようかな)」
Aちゃんは先程別れたばかり。だから迷惑はかけられない。
チーン、とエレベーターが来た。エレベーターの中には若い男の人とご年配の男の人が乗っていた。だけど若い男の人は“次のにしてください”と言ってきた。
涼香「乗れますよね？」
こっちは妊婦さんがいるのに。
それでも若い男の人はエレベーターを閉じようとする。それを阻止しようと車椅子の車輪をドアに挟む。
涼香「危ないじゃないですか！」
何この人！最低！
涼香「(確かこの人、MERのドクターの音羽先生。Aちゃんがこの前電話で話してた人だ」
と、その時。
ガタン！！
エレベーターが停止した。
天沼「っ、」
音羽「天沼先生、大丈夫ですか」
天沼「名前を呼ぶな」
音羽「すみません」
涼香「立花さん、大丈夫ですか？」
立花「はい……」
天沼「何で止まったんだ？早く助けを呼べ」
音羽「はい」
音羽さんがドアを開けようとするも、閉じ込められてしまったのか開かない。仕方なく音羽さんが非常ボタンを押す。
音羽「エレベーターが急停止してドアが開かなくなっています」
男性「管理会社に問い合わせてみます。お待ちください」
音羽「はい」
天沼「待てるか！こちらは怪我をしてるんだぞ！私は、民自党幹事長の天沼夕源だ！責任者か秘書を呼べ！」
涼香「………」
何このおじいさん！
ホンット最低！自分の事しか考えてないなんて！
天沼「おい、音羽」
音羽「天沼先生。MERを呼びましょう。先生は、不安定狭心症の心臓疾患です。いつ発作が起きても可笑しくない。MERの助けが必要です」
MER……。音羽さんは、立花さんを心配してくれてるの？
Aちゃん……。
お兄ちゃん……。
救けて………。
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未夢亜(プロフ) - 初めまして、楽しく読ませていただいてます。続きがすごく読みたいです！待ってます！ (1月25日 1時) (
レス) id: b00b6f5c90 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語パート2も一気に読んじゃいました。 これで終わりんでんすね。。。 物語の続きはないのでしょうか？ 沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでしたm(._.)m (2023年4月28日 3時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 ･ページ28のここの部分 3人でオペをすること数分。赤ちゃんの姿が見え始めた。 もう少し この3人って誰のことですか？ 音羽先生と主人公ちゃんですよね？ 後1人は誰なんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page28 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ25のここの台詞 『音羽先生、○○←名前です。赤ちゃんも、文乃さんも、音羽先生も、天沼さんも、涼香も。全員必ず助けますから』 これも正しくは彩乃さんも、ではないんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page25 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 同じく･ページ24のここの部分 千住さんがエレベーターから戻って来た。どうやら無事袋を渡してくれたそうだ。 これ千住さんは袋ではなくめ酸素吸入器？を渡しに行ったのでは？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page24 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年10月16日 10時
