・ ページ16
ーー喜多見sideーー
今日も、いつものようにみんなで、オペの模擬練習をする。
なかなか目標の壁は厚く、達成する事が出来ないでいる。
どうしたものか……。
蔵前「30秒の壁が厚い〜」
喜多見「できれば、心停止からアドレナリン投与まで20秒でいきたいですけどね」
弦巻「20秒！？」
ミン「為せば成る、為さねば成らぬ。何事も」
弦巻「成りますかね」
『大丈夫よ、比奈先生』
冬木「患者さんがお子さんの場合、体重に合わせてアドレナリンを調合しますからどうしても時間が」
徳丸「スーパードクターのA先生がいても厳しいか〜」
『徳丸君、なんか言った？』
徳丸「いえ！何も！！」
A先生の凄みに徳丸君は怯える。その姿に少し笑ってしまう。
喜多見「そのためにも、オペの前に患者さんの情報を共有して、事前にアドレナリンを調合できるようにしましょうか」
弦巻「ていうか、音羽先生が加わってくれればもっと早くなるんじゃないんですか？」
音羽「今、それどころじゃないんです。大事な仕事があるんで」
蔵前「大事って、こっちだって大事な仕事ですよね？」
音羽「私は臨床医ではなく、あくまで官僚です」
彼のいつものクールな言動に、A先生と笑い合う。と、そこに赤塚都知事がやって来た。
赤塚「失礼します」
弦巻「赤塚知事！？どうして」
赤塚「みなさんの活躍に感謝して表敬訪問」
冬木「お越し頂けただけで、光栄です！」
赤塚「AA先生。お会い出来て光栄です」
『こちらこそ』
赤塚さんと握手するA先生。
冬木「お2人はお知り合いですか？」
『いえ。MERノドクターにならないか、と提案してくださったのが赤塚都知事なんです』
ミン「そうだったんですか！」
冬木「それは知りませんでした」
彼女も随分、ここに馴染んだものだ。
赤塚「喜多見チーフ。ちょっといいかしら」
喜多見「はい」
と、赤塚さんに呼ばれみんなから離れる。
喜多見「何でしょう？」
赤塚「AA先生。どう？」
喜多見「とても頼りになります。彼女がいると心強いですね」
赤塚「それは良かった。所で、音羽先生が貴方の事を調べているのは知っているかしら」
喜多見「音羽先生が？」
そんな、まさか。
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未夢亜(プロフ) - 初めまして、楽しく読ませていただいてます。続きがすごく読みたいです！待ってます！ (1月25日 1時) (
レス) id: b00b6f5c90 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語パート2も一気に読んじゃいました。 これで終わりんでんすね。。。 物語の続きはないのでしょうか？ 沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでしたm(._.)m (2023年4月28日 3時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 ･ページ28のここの部分 3人でオペをすること数分。赤ちゃんの姿が見え始めた。 もう少し この3人って誰のことですか？ 音羽先生と主人公ちゃんですよね？ 後1人は誰なんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page28 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ25のここの台詞 『音羽先生、○○←名前です。赤ちゃんも、文乃さんも、音羽先生も、天沼さんも、涼香も。全員必ず助けますから』 これも正しくは彩乃さんも、ではないんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page25 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 同じく･ページ24のここの部分 千住さんがエレベーターから戻って来た。どうやら無事袋を渡してくれたそうだ。 これ千住さんは袋ではなくめ酸素吸入器？を渡しに行ったのでは？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page24 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年10月16日 10時
