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喜多見「A先生が気付いて良かった」
『ですが喜多見チーフ。すぐに助けないと小山先生と心臓も危ないですよ』
駒場「しかし、二次被害のリスクが高すぎる」
二次災害。その言葉に、A先生の顔が強張る。いつまたトンネルの天井が崩落するか分からない。
と、その時、イヤホンマイクから千晶の声が聞こえた。
高輪「喜多見先生！A先生！高輪です。小山先生から電話が来ました。繋がっています。話して下さい」
喜多見「小山先生、MERの喜多見と言います。そちら今、トンネルの中ですか？」
小山「はい」
喜多見「我々はトンネルの前にいます。どんな状況ですか？」
小山「足が挟まれて……動けません」
『MERのAです。他に怪我は？』
小山「それより、心臓を。移植するための心臓を……持ってるんです。これを早く届けて下さい……」
MER『「……」』
小山「ドナーの方やご遺族の方からお預かりしたんです。患者さんが汐里ちゃんが待ってるんです！お願いします！」
ガタン！！
再び天井が崩落したのか、小山先生との通話が途切れてしまった。
ーーAsideーー
喜多見「小山さん？大丈夫ですか？」
高輪「小山先生！？」
千住「救出！」
駒場「待て！危険すぎる！」
千住「駒場さんでも行きますよね！？」
駒場「千住。俺がそれでどうなったか分かるだろ……俺と同じ過ちを繰り返す訳にはいかない」
赤塚「後悔しているんですか？その時、助けに行った事を後悔してらっしゃるんですか？」
駒場さんと赤塚都知事が千住さんに話しかける。それでも、彼の心は揺らがない。
千住「駒場さん。今行かなかったら、俺は一生後悔します！」
駒場「……行け。命を救って来い」
千住「はい！」
私は喜多見チーフと目を合わせる。喜多見チーフは再びトンネル内に入って行く。私は徳丸君のもとへ。
『徳丸君！バイクは！？』
徳丸「準備してありますよ。でもわざわざA先生が行かなくても良いんじゃないですか？俺がいるんだし……」
『………』
徳丸「こう言うのは俺がやります。A先生はドクターで、俺は臨床工学技士っすから。A先生はオペ台にいないと」
『徳丸君………』
私は徳丸君と目を合わせ、喜多見チーフのもとへと走った。
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未夢亜(プロフ) - 初めまして、楽しく読ませていただいてます。続きがすごく読みたいです！待ってます！ (1月25日 1時) (
レス) id: b00b6f5c90 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語パート2も一気に読んじゃいました。 これで終わりんでんすね。。。 物語の続きはないのでしょうか？ 沢山の、いやほとんどの直しを言ってしまいすみませんでしたm(._.)m (2023年4月28日 3時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 ･ページ28のここの部分 3人でオペをすること数分。赤ちゃんの姿が見え始めた。 もう少し この3人って誰のことですか？ 音羽先生と主人公ちゃんですよね？ 後1人は誰なんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page28 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ25のここの台詞 『音羽先生、○○←名前です。赤ちゃんも、文乃さんも、音羽先生も、天沼さんも、涼香も。全員必ず助けますから』 これも正しくは彩乃さんも、ではないんでしょうか？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page25 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
�貊鐺� - 物語読んでいて疑問に思ったのですが。。。 同じく･ページ24のここの部分 千住さんがエレベーターから戻って来た。どうやら無事袋を渡してくれたそうだ。 これ千住さんは袋ではなくめ酸素吸入器？を渡しに行ったのでは？ (2023年4月28日 3時) (レス) @page24 id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななこ
| 作成日時：2021年10月16日 10時
