ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】 (ページ6)

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356:早鐘を打つ心臓ページ6

～～～～夢の中～～～～～

暗闇の夢の中で出会ったのは
デラセクシーなお姉さんだった。

【....貴女変な子ね...調子狂うわ。】

....ここ最近は良く言われるよ。

それで?

サッシの掃除はどうやってるの?

【え?あーそうね、
ボンドで固めてから
ピッて取ると簡単に...じゃなくて！！

貴女悪夢見てるのよ!?
今だって気持ち悪くて、
息苦しくて仕方ないはずじゃないの!?】

....成る程...お姉さん詳しいね、

今度やってみよう。

確かに、
気持ち悪いし息苦しい。

だが恐怖心で埋め尽くされそうな
こんな時こそ平常心。

【メンタルが強すぎて悪夢の私が根負けしそう!!】

お姉さん悪夢なんだね、
貴女
前にも来なかった？

【....ええ、そうよ。
記憶を覗いたら、
貴女裏切られたみたいだったから。

可哀想だと思って声をかけてあげたの】ﾆｺｯ

いやそんなの身に覚えないよ。

【あら、可哀想に、
気がついていないのね！

貴女... コロされたのよ？】ニヤリ

.....はあ、それはいつですか。

【貴女は〔助けた〕と思っているのよね？】

.......??

このお姉さんさっきから何を言ってるんだ?

【助けようとした貴女の手を

〔離した〕のは誰なのかしらね？】

......ドクンッ......

......この人が言っているのは....

......もしかして元いた世界の......

.......非常階段の事故の事.....?

.......ドクンッ........

.......手を離したって.........

....私の彼の事を言ってるのか......?

........違うあれは事故だ.......

【....本当に事故だったのかしらね...?】

彼が落ちそうになったんだ、

私はそれを助けて落ちた。

【何故あの手すりだけが折れたのかしら？】

..錆びてた、だからそれが折れて....

【本当に？
貴女の記憶を見るとまだ綺麗な建物よね？】

.....きっと突貫工事だったんだよ....

【ふう、貴女も頑固ねぇ?

じゃあ改めて聞くけれど】

...この悪夢は私を動揺させようとしている...

.......耳を貸してはいけない....

.....また関係ない話をしないと.....

【ねぇ、その彼の〔名前〕はなあに？】

........何って、彼は.......

........彼の.....

..........名前....は.....

【そうよね、貴女は
三頭(さとう)って名字しか知らないものね？】