ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】 (ページ44)

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394:守り隊の彼女ページ44

A side

そもそもトラブルでここに来てしまっただけだから
普通に帰りたいんだが...

....異論は山ほどあるけど、
今何か言ったら総入れ歯....

ええい、エッジはエッジで扱いずらい....!
っと言うか顔怖い!
その目付きはラスボスの腹心のアレよ!!

マスタード「は!?
お、おいボス勝手に決めんなよ！
第一コイツはニンゲンだぜ?
ニンゲンを匿ってるなんて噂が広がったら
ロイヤルガードのお前は
どうなると思ってんだよ!?」ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

.....マスタード超不機嫌...

エッジ「喚くな五月蝿いヤツめ!!
我輩は先程、異論は認めないと言った筈だ。
それ以上騒ぐつもりなら貴様の部屋に
猫を放り込んでやるぞ。」ｷﾞﾛﾘ

『?そう言えばさっき化猫さんと戦っていた時に
猫が嫌いだと言ってましたよね。』

エッジ「コヤツは猫アレルギーだ。」

『え、骨なのにアレルギー!?
ニンゲンなら鼻炎とか、皮膚炎とかですが...
症状が何処に出るのか物凄く気になります..』

エッジ「ふん、アレルギーなんぞにかかるのは
訓練を怠けている証拠だろ。」

マスタード「な、何サラッとバラしてんだよ!?
お前だって扁桃腺炎になった事あるじゃねぇか！」
ムッ

『骨のエッジさんが扁桃腺炎!?』ｽﾞｶﾞｰﾝｯ

........そもそも骨って喉あるのか...?

イヤイヤ、こういうのは深く考えた方が敗けと相場が決まってる。

スケルトンと言うのは〔そう言う物〕なんだ、
うん。

エッジ「...我輩に意見するとはよい度胸だ、
余程しごかれたいようだな...」ﾋﾟｷｯ

マスタード「い...いやそうじゃなくてよ...!
俺はお前の事を心配してるから言ってんだぜ？」
ｵﾛｵﾛ

『それは同意見です。
ロイヤルガードであるエッジさんが
私のようなニンゲンをコロさずに
住まわせているなんて知れ渡ったら
エッジさんの立場が危うくなります。』

マスタード「だよなあ!?
俺もそれが言いたかったんだよ！
....お前意外と話が分かるじゃねぇか。」ﾆﾔｯ

『エッジさん(パピルス)守り隊なので分かりますよ。』ﾆｺｯ

マスタード「あの容姿のボスを守り隊って...

...お前いい性格してんな」

エッジ「貴様等唐突に仲良くなったな。
だが、お前はこの家以外に行く所はないぞ。
第一帰る方法はあるのか、」

『....それは..』

マスタード「he、無ぇだろうな。
あったらこんな大怪我する必要はねぇし、
ﾀﾋぬ思いする前に帰りゃいい。」