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391:ラザニア談義 ページ41

A side






心臓がドクンと跳ねた感覚に、
私は目をギュッと閉じた。

次の瞬間回りの空気が暖かくなりソッと目を開くと
そこはマスタード達の家。

何故こんなに暖かいのだろうと、
割れたはずの窓に目をやると

そこには木の板が張られていた。

...マスタードが張ったのかな、
チグハグだけれど風は入って来ない。


エッジ「ム?暖炉を使っているのか。
キッチンに使う薪はあるのだろうな?」



マスタード「...仕方ねぇだろコイツは熱があったから部屋を暖めなけりゃならなかったんだし。
切ってくりゃいいんだろ。」ガシガシ



『すみません、
私の為に火をおこして下さったんですか。』



マスタード「he、
タヒなれたら1ゴールドにもならねぇから
仕方なくやってやっただけだ勘違いすんなよ?」ニヤッ



エッジ「おお!これは我輩のラザニアに
ピッタリの器ではないか!」キラキラ



私がマスタードど話していると、
エッジは突然声を上げながら狼男が置いて行った
荷物の山からグラタン皿のような物を取り出した。




『...ラザニア、お好きなんですか?』



エッジ「いかにも!
食べるのも作るのも好んでいる。
ラザニアは奥深い、
毎日作っても完璧なラザニアにはならんのでな、
試行錯誤しておる。」




....へぇ、エッジはパピルスのように
パスタじゃないのか、

ミート系なのは一緒だけど。



『強くてお料理も出来るなんて素晴らしいですね。
見習いたい所ですが、
私はもっぱら簡単料理しか出来ません。』





エッジ「...ほう、
お前その年で料理が出来るのか、
ニンゲンとは言え大した物だな。」





『...ええまぁ、簡単な物に限られますが。』



うーん、
..やはり年相応の反応にした方がいいんだろうか、

違和感あると怪しまれるよな...



でも、この骨兄弟に〔嘘〕はリスクが...




マスタード「なぁ、聞きてぇ事なんだが。」



『?ああ、さっき言ってましたよね。何ですか?』


マスタード「単刀直入に聞くけどよ、

お前はplayerか?」



...久しぶりに聞いたよそのセリフ。

動揺したら怪しまれるけど、
きっと嘘をついても見破られるよな。



『....私はplayerではありません。
ただのモブ(背景)です。』


マスタードは、
私が素直に言った事に
少し驚いたような顔をした後で、
ニヤリと笑みをこぼした。


マスタード「he、
playerってのが何なのかを認識できる時点で、
お前は自分が
〔外界〕のもんだって認めたようなもんだぜ?」

392:彼等に〔嘘〕は通じない→←390:掌の傷は浅くない...



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安い麦茶( ^-^)_旦〜 - これでも兄弟なんだよなぁ。Fell兄弟。 (2022年10月8日 9時) (レス) @page40 id: 7220adac43 (このIDを非表示/違反報告)
Murder(プロフ) - ワオ。同化。。化猫恐ろし (2022年10月7日 16時) (レス) id: 4f353dd96c (このIDを非表示/違反報告)
EDD♚ - えっ………ええええええ⁉(なんだこいつ) (2022年10月7日 12時) (レス) @page36 id: 1e11c6997e (このIDを非表示/違反報告)
安い麦茶( ^-^)_旦〜 - 尻尾、太いのかな?触りたい。 (2022年10月7日 7時) (レス) @page35 id: 7220adac43 (このIDを非表示/違反報告)
シャルロット君 - あの化猫が服従!?!?( 'ω')ギャァァァァァァ!いいね、モフりてぇ… (2022年10月7日 6時) (レス) @page35 id: 7e7a54307b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年9月30日 23時

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