ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】

353:〔カラス〕の命 ページ3

A side




シロ「....A様ぁぁ」ｳﾙｳﾙ



リーパー「イヤ〔カラス〕お前はAの側に居ろ、これは命令だ。
コイツはどうもトラブルに巻き込まれ安いみてぇだから守れ。」






インク「リーパーらしからぬ早口で言ったよ!?」
ﾋｿﾋｿ

ドリーム「あれかな!?
6時間耐久ジョークが相当イヤだったのかな!?」
ﾋｿﾋｿ




『おいそこ、ヒソヒソが丸聞こえだぞわざとかー』



シロ「!!で、では
A様のお側に居てもよいのですか!?」ﾊﾟｱｯ




リーパー「....ああ
その代わり、
コイツに〔もしも〕の事があったら、

お前が身代わりになれ。」



『....は?』



シロ「はい主人、
A様の為にこの命を捧げます。」




....イヤ待て待て




『....頭が鈍くなってても
それがどういう意味かは分かる、
ダメだ、
私はシロにそんな事は絶対にさせないよ。』



突然何を言い出すんだリーパーは...

確かに彼は強いと思う、

護衛になっていてくれればこれ程心強い事はない。


...でもそれと〔身代わり〕は話が全く違う。





リーパー「....A

コイツを犠牲にしなくなければ〔ﾀﾋぬな〕」



『...』




リーパー「コイツはその時が来たら迷わず
その命を散らす。
お前が止めろと言っても
泣きすがっても聞き入れない、
〔カラス〕とはそう言うもんだ。
それが嫌だってんなら、ﾀﾋぬ気で生きろ。」




『.....っ』




....ﾀﾋぬ気で.....






......生きる.......






シロ「大丈夫ですよA様」ｿｯ




『...シロ?』



シロ「A様は私が必ずお守り致します!
どうか安心して下さい！」ｷﾗｷﾗ




『..あ、ありがとう....ね、..シロ』




....この子は...恐ろしい程....




....真っ直ぐで純粋だ.....




そのシロに....〔守るな〕とは....とても....




シロ「ああ、A様が、
(シロは私の命も同然よ!!)
と言って下さった今すぐﾀﾋねる!!!」ｸﾞﾊﾟｯ




インク
ドリーム「「言ってない言ってない」」ﾌﾘﾌﾘ




サンズ「Hey、A」


『...ん』



サンズ「リーパーの野郎の言う事は、
少し過激かも知れねぇが、
コイツを生かしてぇと思うなら、
お前さんが頑張るしかねぇんじゃ..」

『.........』ﾊﾟﾀｯ

サンズ「おっと、さすがに寝ちまったか。」ｻｯ






リーパー「.....え寝顔ｶﾜｲｯ」

シロ「主人、漏れています」

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