ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】 (ページ15)

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365:光と闇は馬が合わないページ15

A side

ドリーム「....ふん、もう騙されないよ！
冷静になったからね！」

『所で、ドリームさんは何でここに？』

ドリーム「...う..うん、考え事したい時に
時々来るんだ。」

ナイトメア「....」

『そうだったんですね、
私は今朝ちょっと嫌な夢を見てしまって、
不安だったのでナイトメアさんに聞いて貰ったんですよ。
悪夢の事なら詳しいと思いまして。』

ドリーム「え、兄弟が相談に乗ったの！？」

ナイトメア「HE、悪いかよ?」

ドリーム「イヤイヤあり得ない！
君人の相談なんか聞く耳持ってないでしょ!?」

ナイトメア「しばくぞ脳みそ花畑。」ﾋﾟｷｯ

『...え...あのちょっと...? 』

ドリーム「ちょっと、ボクを馬鹿にするなよ！
君だって脳みそ拷問器具のくせに!!」ﾑｯ

ナイトメア「HEHE!
お褒めに預り光栄だぜ」ﾆﾔｯ

ドリーム「いや褒めてないから!!
最近はそんなに
AUで暴れまわっていないからいいものの、
また何か企んでるんじゃないの?
何の得も無くAちゃんの相談を
聞いたりするもんか!
絶対に何か悪い事考えてるんでしょ！！」ｷﾞｬﾝｷﾞｬﾝ

ナイトメア「ぁあ？お前には関係ねぇだろ。」ｲﾗｯ

『...もしもーし..』

ドリーム「君はいっっつもそうだ！
お前には関係ない、関係ないって！
反抗期の男子学生じゃあるまいしさ!!」ムスッ

ナイトメア「そう言うお前はキャンキャンと
子犬みてぇによく吠えるもんだ、
五月蝿くて叶わねぇなぁ!」イライラ

『...あの私そろそろ帰らないと...』

ドリーム「ボクは犬じゃない!!」チャキッ

ナイトメア「うざってぇな失せろ！」シュルッ

おいおいおいおい兄弟喧嘩は違う日にしてくれ!!!

ーーーーーシュバババババッーーーーーー

ーーーーーーシュッーードガガッーーーー

始まってしまった盛大な兄弟喧嘩。

私はとりあえず木の幹の裏に屈み込んで
巻き添えを食わないようにする。

....ってかドリーム私が居るの忘れてないか.?

完全に頭に血が登ってるみたいだな...

でも、そろそろシロが心配する頃だ。

...それに、
薬が切れたのか熱も上がってきた気がする。

『あの!!とりあえず落ち着いt..』ｸﾞﾗｯ

...立ち上がって叫ぼうとしたが、

熱のせいか頭がぐらついてしまった。

....う、早く帰らないとまずいな...

でも、この兄弟喧嘩に仲裁に入るのは

私にはハードル高すぎないか...!?