ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】

352:言ってはいけない。 ページ2

A side






.....何か聞いた事あるなそのセリフ、




サンズ「....冗談だよな?」ﾋﾟｷｯ



リーパー「悪いが本当の事だ。
正直、
俺もそこまで縛りがあるとは思わなかった。」



『....oh...』




.....これは....





インク「え、〔わかつ〕って何？」ｺﾃﾝ


ドリーム「どちらかが
ﾀﾋなないといけないって事だよ!!」



インク「え、そんなの無理じゃん!?
リーパーは不死身だし、
Aちゃんは..」




『うん、ﾀﾋんだらそれっきり。』ﾎﾞｰｯ




シロ「ではもう
選択肢は一つしかありません！
我が主人と婚姻を交わし、
女神様となり末永くお幸せになりましょう！」ｷﾗｷﾗ




リーパー「.......」



サンズ「ふざけんな、
んなの勝手に決めていい事じゃないだろう。」ﾋﾟｷｯ



ドリーム「そ、そうだよ！
Aちゃんの気持ちが第一でしょ！？」ｽﾞｲｯ



インク「ドリームめっちゃ食いつくじゃん!?」





....うーん参ったな....



ﾀﾋが二人を別つまで.....か、




それもう婚約じゃなくて婚姻じゃないか..





『....困ったね。』



リーパー「....俺は別に構わねぇ、

そもそも俺が勝手にやった事だしな。
何より婚姻するのは、
お前にとって悪い話じゃないと思うけどな?」



サンズ「おい、...そりゃどういう事だ？」ｲﾗｯ





あ、この流れはマズイ気がする....、

リーパーには私の寿命を知られてるんだよな。




今サンズに知られる訳にはいかない...



だって、 コロ そうとした事をあれだけ
後悔していたんだ。



寿命が残り少ないだなんて知ったら
何をするか分からない。




『リーパーごめん、
私は〔ありのまま〕の寿命を全うしたいんだ、
でも君と結婚してしまうとそれが叶わない。
とりあえず、
...保留にしといてもらえないだろうか？』





....言うなよ....





頼むから寿命の事だけは.....






リーパー「....、

お前本当に変わってんな、
ニンゲンってのは皆永遠の命ってのに
憧れを抱いてるもんかと思っていたが。


...まあお前が望まないならいいさ。」




シロ「え...で...では主人..私は...」







そっか、

そうなると、




『シロはリーパーさんのお付きに戻るのかな?』





シロ「........〔婚約〕を保留となれば、

破棄では無いにしろ、
白紙に戻る形を取らざるおえないでしょう。」





『....そうか、

今まで守ってくれて、本当にありがとうシロ。

感謝しているよ』

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