ﾀﾋを覚悟したのに、何故かサンズさん達はモブを守ろうとする。<8>【 Undertale】

351:サンズご機嫌ナナメ ページ1

A side





サンズ「...何でリーパーがここに来れるんだ」


インク「あ、そうそう！
ボクの作ったインク瓶を持ってるからさ！
でもリーパーちゃんと来れたんだね？」ｺﾃﾝ



リーパー「.....ああ、一度で来たぜ。」



リーパーはそう言いながら大鎌を立て掛けると、
ベッドに近づいて来て私を見つめ、
ソッと髪に手を触れた。



サンズ「お、おい！お前死神なんだろう!?」


ドリーム「落ち着いてサンズ！
Aは触れてもﾀﾋなないんだよ、」


サンズ「....どうなってんだ?」



リーパー「..お前顔が赤いな、
風邪ってやつか？」


『....多分、今お薬貰って飲んだよ。』ﾎﾞｰｯ


リーパー「....お前...」



シロ「主人、A様は今、
薬の作用で朦朧としておられます。」



リーパー「......大丈夫か?」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



サンズ「.....」




ドリーム「...何かサンズ怖いオーラ出てない!?」ﾋｿﾋｿ


インク「あれは怖いね！
お兄ちゃんとしては面白くないんじゃないの！」
ﾋｿﾋｿ



サンズ「お前等聞こえてんぞ。」



インク
ドリーム「「ごめんなさい」」



『リーパー、わざわざ来てくれてありがとう、
でも寝ればきっと治るから大丈夫だよ。』



リーパー「....そうか、
パピルスがお前に会いたがってたから、
今度こっちにも顔を出してくれ。
もちろん他の神々には手出しはさせない。」



....トリエルには会いたいが、
正直アンダインには会いたくないから
ありがたい...


『..うん、分かった、会いに行くよ。』



サンズ「....おい、
家のパピルスだって我慢してんだ、
あんまAに無理させねぇで
欲しいもんだな死神様よ。」ﾑｯ



リーパー「....he、お前オリジナルか?」



サンズ「生憎オリジナルとは別もんだ。
いいかリーパー、
Aの保護者はオイラだ。
〔婚約〕なんて絶対認めねぇからな。」ｷﾞﾛｯ




インク「修羅場!!
でもサンズは圧倒的に不利だね！」ﾋｿﾋｿ

ドリーム「何せ不死身だからねリーパー!!」ﾋｿﾋｿ



『お前達は横の家の夫婦喧嘩を楽しそうに噂する近所のおばさんかい。』



リーパー「...A。」



『ん、何リーパー？』



リーパー「〔祝福〕を取り消す方法なんだがな」


『...方法分かったの。』ﾎﾞｰｯ


リーパー「ああ、
分かったんだが、少し厄介なんだ。」


サンズ「...何？」ﾋﾟｸｯ


リーパー「〔祝福〕を取り消すには
〔ﾀﾋで二人を別つ〕しかない。

この意味分かるか?」

352:言ってはいけない。→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す