ﾀﾋにたくないとモブの人生を切望した中途半端なザコの私をAUサンズさん達はほっといてくれない〈4〉〔undertale〕

200:モンスターに年齢で争ってはいけない ページ50

A side





あれからサンズの家に戻り、
私はケーキをテーブルに並べて今はヤカンでお湯を沸かしている。



サンズはソファの方に座り携帯で誰かと話していて、

インクはテーブルの椅子に腰掛けながら
私の支度する様子を楽しそうに見ていた


...見てて楽しい事もしてないんだが..


インク「ねえねえ!
Aちゃんって見た目は子供だけど、
やっぱり大人の人なんだね！!」ｷﾗｷﾗ



『え、信じていなかったんですか？』ｷｮﾄﾝ




インク「そんな事ないけどさ！
Aちゃんて普段あんまり感情出さないし、
こう言う時位しか年齢相応な所見れないじゃん？
何か新鮮だなぁって思って！！」ﾆｺｯ



『え...そうですか、
これでも誤解されないように
感情豊かにしている方ですよ？』ｺﾃﾝ




インク「そうなんだ!?
まあ最初はボクに対して警戒していたのもあるんだろうけど、でも、
そんなに変わってない気がしちゃうなぁ？

まあボクが言うのも何だけど！」ﾆｯ






....まあ、昔から能面と言われてるし...


脳内では結構ワチャワチャやってるから、
自分では結構頑張って表現している方だと思っていたんだが...




『私、表情筋ﾀﾋんでるんですかね?』ﾑﾆﾑﾆ




インク「アハハハッ！！
Aちゃん面白すぎー！！！」ｹﾗｹﾗ




サンズ「インクうっさいぞー」




ーーーーーシュンッーーーーー






ドリーム「こんにちわー！！
少し早かったかなーと思ったけどインクはもう来てるんだよね！
Aちゃん調子はどうかな？」





『ああ、こんにちわドリームさん
私は相変わらずですよ。
今紅茶淹れてますから、座ってて下さい』ﾆｺｯ


私はお湯の沸いたヤカンを確認して火を止め、
せっせとティーセットの準備を始める。


ドリーム「..Aちゃんしっかりしてるね！
火を触れたら一人前だよ！」




『私は子供ではなく大人ですから。』ｷｯﾊﾟﾘ




サンズ「hehe、
けどドリームからしたら赤ん坊も一緒なんじゃねぇのか？」ﾆﾔｯ



『え、ドリームさん何歳でしたっけ?』



ドリーム「ボク？確か..500歳位かなぁ?」



『ご...500!?
そんなのたかだか100年生きれないニンゲンと比べられたら勝ち目あるわけ無いじゃないですか！

でも..
そしたらドリームさん、
節分の時とか大変そうですよね。』




ドリーム「セツブン？何それ？」ｺﾃﾝ

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