193:like a different person（別人のように） ページ43
A side
『開けてもいいですか？』
サンズ「ああ、いいぜ?」
包み紙を開けてみると、
中には青い大粒の水晶が１つ付いたペンダントが入っていた。
『....綺麗!』
サンズ「hehe、まぁ昨日の詫びって事でな
それで勘弁してくれ。」
『何言ってるんですか、私別に気にしてないですよ？
でもとっても綺麗で気に入りました。
ありがとうございます！』
まさかサンズがプレゼントくれるなんて思わなかった。
...結構粋な事するな...
でも、このペンダント高かったんじゃないだろうか？
聞きたいけど、ここは素直に貰っておこうか
詫びの品にケチをつけるなんて出来ないからね。
私は喫茶店のテラス席に座りながらそのペンダントを首にかけてみる
大粒の水晶は私の胸元でキラキラと輝いていて
少し気恥ずかしくなった。
『....何か、豚に真珠感が否めませんね。』ﾎﾟﾘｯ
サンズ「ん？何でだ？」
『いやこう言うペンダントってあまりした事ないし
何より子供の私がはめてると違和感無いですか？』
私がそう言うと、サンズは顎に手を当てて私を見つめる
...ので、ちょっと背筋が伸びてしまう。
サンズ「んー、別にオイラは変とか思わねぇけどな、...もしかして嫌だったか？」
『!?ま、まさか!こんな綺麗なペンダント
欲しくたって買えないし、
凄く凄く嬉しいですよ！』
サンズ「hehe!ならいいじゃねぇか？
似合ってるぜA?」ﾆﾔｯ
慌てて弁解する私を、面白そうに見ながらサンズは
そう言うので、
余計恥ずかしくなってしまった。
『う..あ....りがとうゴザイマス..』
＊＊＊「ごきげんようA、
こんな所でどうしたんだい？」
『??あれ、キャラさん!』
サンズ「...」ﾑｽｯ
声がして振り返ると、そこには
以前見た時のスーツ姿よりラフな格好で...
と言っても私が普段着るような
Tシャツにジーパンとかではなく、
ワイシャツの上にベストを着てスラックスを履いている...うん、上品な方のラフだな。
今来たばかりなのだろう、
手にはコートを抱えたキャラがニヤリとしながら立っていた。
キャラ「久しぶりだねA?
調子はどうだい？」
『あ、はいおかげさまで元気ですよ?』
キャラ「A、実は最近ロールケーキ作りにハマっていてね。
良かったら食べるかい？」ｺﾃﾝ
『..キャラさん完全に別人じゃないですか
立ち位置(個性)保って下さいよ』
サンズ「A、コイツはこう言う男だ」ｷｯﾊﾟﾘ
194:キャラの手作りロールケーキ...→←192:楽しい博物館
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マイ - 初コメです。ホラーくんカッコいい。 (2022年9月6日 9時) (
レス) id: f9d27c0cdf (このIDを非表示/違反報告)
安い麦茶 - 毎日楽しみで見に来ています！更新頑張ってください！ (2022年9月6日 6時) (レス) id: 7220adac43 (このIDを非表示/違反報告)
るんTEE(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみ！ (2022年9月5日 22時) (レス) @page46 id: f628b0e3f3 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫軍曹(プロフ) - かしわ様、またコメントを下さって本当にありがとうございます！連続のコメント大歓迎です！励みになります!こんなお話を見て貰っているだけでも私は幸せです！まだまだお話は中盤なので、長いですが楽しんで貰えたらと思います。頑張ります！ (2022年9月5日 8時) (レス) id: a645487dab (このIDを非表示/違反報告)
かしわ(プロフ) - 遅ればせながら、続編おめでとうございます！続編にすぐに気付けず、只今顔が真っ赤になっております……汗 連続でのコメント通知申し訳ございません。重ねてになりますが、本当にとても面白いです！これからも応援させていただきます……！失礼いたしました！ (2022年9月4日 20時) (レス) id: c5e96d2eaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫軍曹 | 作成日時：2022年8月28日 20時
