756:修羅場 ページ6
A side
私はサンズに、
先程のミラーの様子をかいつまんで伝えた。
すると、
サンズは両手をポケットに入れたまま、
ほんの僅かに瞳を細める。
サンズ「....成る程な...」ボソッ
『ミラーのバグ混じりの声を、
私が直接聞いた訳では無いんですが、
コールと言う、私を逃がしてくれた人が、
確かに声がバグっていたと言ってたんです。』
サンズ「あぁ、キッドの友人だそうだな。
でも何だってその友人と
お前さんが一緒にいたんだ?」
『...コールさんは、
家に手伝いとして来て下さった方なんです。』
サンズ「じゃあ、話から察するに、
コールはお前さん達の事を知ってんだな?」
『..はい、知ってます。
彼は家に入る仕事ですし、
ミラーとぶつかってからでは遅いので、
事前に話しました。
それに、彼も中々に鋭い方で...』苦笑
サンズ「he!オイラと気が合いそうだな。」ニヤッ
『...激しく合わないで頂きたい...』
ブルっち「...あの、コーヒー入ったよ...」カチャッ
私とサンズが話している間、
ナプスタは台所にいたらしく、
頃合いを見て私達にコーヒーを持って来てくれた。
『あ、ごめんねブルっち。』
ブルっち「...いいよ...
..それより...話はできた...?」
ナプスタは私にコーヒーを渡すと
そっと耳打ちをしてきた。
....この子は何ていい子なんだろうか...
『うん、お陰さまでね。
ただ、妹の件はどうするかはまだ...』
ブルっち「...そっか...
...なら、落ち着くまでここに...」
サンズ「いや、
そう言う訳にもいかねぇだろうな。」ポリポリ
ブルっち「...?....何で...?」キョトン
―――――――バァアアアアアアアンッ―――――――
ミラー「ハァッ...ハァッ....
...やっと..見つけたわよA....」ゼェゼェッ
『ひっ!?』ビクッ
サンズ「な?そう言う訳にもいかねぇだろ?」
バチコーン
ブルっち「...う、うん...」
ミラー「...え?
ちょっと、何でクソ骨がここに居るの!?」
サンズはミラーを見ると、ニヤリと口角を上げた。
サンズ「hehe、
さあて、何でだろうな?」ニヤッ
ミラー「...あんた...
さては私を...騙してたのね...
...よくも....よくも....!」フルフル
...ミ、ミラーの額に青筋が....!
757:骨と乙女の喧嘩は犬も食わん→←755:君は何処にでも現れるんだね
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虹色human - パップマイペースすごwwwでもそこもかわi(( (6月5日 14時) (レス) @page50 id: ab77b1c347 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - ナイトメアの渾身の高笑いwwww (6月4日 13時) (レス) @page50 id: 11c17e35d9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - リーパーが苦労人過ぎて可哀想で草wwwさも当然かの様に部屋を貸してもらえると思ってるナイトメアもナイトメアだよなぁ…()今回も面白かったです。更新頑張って下さい! (6月2日 12時) (レス) @page49 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - いやああああああああああああああああメア様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! (6月1日 19時) (レス) @page49 id: 539d44f742 (このIDを非表示/違反報告)
にいかぅ(プロフ) - リパきちゃああぁぁぁ!!!しかも同居ですか最高ですねそれに弱体化して闇AUに袋叩きですかなんということでしょう貴方は神ですか??? (6月1日 18時) (レス) @page49 id: c7307675fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2023年3月5日 7時